朝のニュースで、東京都知事選の選挙ポスターについて報道していました。なんだか面白い事になっていますね(悪い意味で)。


いやぁ、候補者以外のポスターを貼ること、貼る権利を譲渡することができること、今まで一回も考えたこともなかったな。


ルールや法の抜け道を上手く潜っているらしいので、よくそこまで考えられたなと思えばある意味賢いのか…。


この件に限らず身近なところでもこういうタイプの人は必ずいるもので、とある趣味の任意団体(音楽系)の活動費を、自分が参加している時しか払いたくない!と言ってきた人がいたんですよ。ルール的にできないことはないけれど、年間通して練習会場を取ったり、備品の修繕管理、楽譜の購入など、年間通して経費は掛かるもの。所属してるメンバーが払う活動費は団体の活動を継続させるのには必要なお金なのですよ。自分が来ない月の会費を支払うのは無駄だと思っているのは、視野が狭いのか、そのような経費は自分には関係ないと思っているのか。


メンバー全員が自分が練習に参加できない月の活動費を払わなかったらどうなるか。ちょっと考えたら分かりそうなもんだけど、謎。


そんなことをする人は他にはいないだろうと思いつつ、今後のために団体の決まりごとを変えることに(月会費から年会費へ)。余計な手間を被りました。


都知事選の珍事件(??)は任意団体の決まりごとみたいに些細なことではありませんから、選挙ポスター掲示についてのルール、法整備、はたまた選挙活動そのものについて根本から見直すことになるとしたら、手間も時間も掛かるんでしょうね。


ニュースを見ながら、ちょっとため息が出ました。