昨日の季語「鳥渡る」は少し大きめの渡り鳥の感じがするが、「小鳥来る」は、小さめの渡り鳥や山から人里に来る鳥のイメージである。「色鳥」になると、小鳥の中でも花鶏(あとり)などの美しいとりのようだ。

 

             学び舎の樹々それぞれに小鳥来る

             小鳥来る朝餉の準備するロッジ

             色鳥や空き家の樹々に飛び交ひぬ  

             色鳥や夕日の中を舞ひ降りぬ

             色鳥来カメラ構える人あまた