高崎染料植物園では、染料となる木や草をたくさん植えてあるし、自生している花もある。

 ガマズミの花(初夏の季語)は、秋の赤い実が綺麗である。漢字では莢蒾で、「莢」は「豆類の種子を包む殻」で、「蒾」は「染め」の意味。花言葉は、「愛は死より強し」「結合」である。

 クマシデ(熊四手)日当たりのよい丘陵や山地の谷筋に生えるが、花の形が面白い。

 ジャケツイバラ(蛇結茨)、別名をカワラフジ(河原藤)は、初めて見たが、バラ科の野茨(野ばら)とは異なるマメ科である。棘があるのが特徴で、花言葉は賢者。

 

             ガマズミの花たをやかに植物園

             ガマズミの花にかがよう白い蕊

 

             熊四手てふ珍しき花知る五月

             クマシデや緑も花も美しく

 

             句友らと愛でる蛇結の花茨

             光受け黄花まぶしき河原藤

 

      明日から旅行に出かけますので、18日までブログを休みます。