駅へ行く道にある家に乙女椿が咲き始めていた。八重咲ながら控えめな美しさがあり、好きな花である。因みに、花言葉は、「控えめな美」「控えめな愛」「慎み深い」である。

 

             冬椿日々眺めつつ通る道

             風の中乙女てふ名の冬椿

             夕日差し少し赤らむ冬椿

             冬椿心にともす薄明かり

             愚痴言はぬ妻でありしよ冬椿