将棋ウォーズを開始してから、あと少しで丸4年。10秒将棋二段昇段してからは1年と数ヶ月が経ちました。集中力や最終盤での寄せが特に重要になってくる10秒対局は手軽に楽しめる面はありつつも、かなり神経つかう面(この表現を何回も使ってきましたが…😅)もあって、緊張のあまりミスやポカが頻出😱、指すたびに色々な課題が浮き彫りになってしまう状態が未だ続いております。10秒戦だけで一万局は軽く超えているのですが、なかなか上手くなった!と実感出来る所までは遥か遠い印象です。
 さて、この10秒将棋紀行も今回が最終回です。ザッと振り返ると、これまでの個人的な15回の将棋感想戦テーマは大雑把に書くと以下の様なものでした。
 どちらかというと負け将棋のが多かったですね😂。敗戦に至る流れ、心理面での脆さ、体力尽きて逆転負けなど、本当に悔しい残念な将棋は毎度の事でした。

 “ウォーズの10秒将棋を一局一局見つめ、少し間をあけて振り返っていく、そんな過程は、ある意味、紀行といった表しかたが自分の場合は適しているのかもしれません。”
と、妙に自分の狭い世界の中でカッコつけてしまったテキストが含まれていた初回(去年の3月)😰。ここから断続的に指しては来たのですが、なかなか前に進めている実感(棋力向上の面で)がもてていないのが現状です。これまでも、ちょこちょこ呟いてますが【ウォーズ10秒三段】という領域は相当に難しいと思います。そもそも紀行という主題は、のんびりとした要素からは程遠い、ひたすらキツい勝負が続く盤上では的外れなものだったかもしれないです😵‍💫。(指すうえでの)足どりは絶えず重く、鈍く、踏み外しが多かったです😂🤯。10秒ずっこけ記録でした🙇‍♂!

 ギリギリの所で持ちこたえられるか、耐えられるかが最終盤における詰むや詰まざるやでは厳しく突き付けられてくる勝負の強い衝撃。差し迫った場面で瞬時に手を読む力が、かなり自分は不足しているのを感じます。調子が出ない時はウォーズ2,3級の将棋内容が精一杯の時もよくありますね。リアルで煩いごと、体が疲れきっている時の将棋は、気持ちだけは🔥燃えていても、一生懸命粘っても、手そのものが全然見えず、指し手が物凄く乱調になってしまいます。とにかく集中力、適度な緊張感、バテない体力がネット将棋には大切ですね。あまりゴチャゴチャ考えず、自然に個の世界で戦えている時(よく集中出来ていて緊張感も適度)が一番充実している気がします。自然さが最高の境地です。

 将棋内容としては拙いながらも嬉野流や鳥刺しは自分の中でのエース戦法(感覚にマッチしている)なので今後も指し続けていきたいですね。これに次いで相掛かり棒銀も得意戦法のほうなのですが、序盤に私としては嫌な変化(角交換になった場合とか駒が衝突した時の銀の引き方とか‥)や幾分指し辛いと感じる中盤の流れに入っていく事も多く、そんなに気持ち良く指せていないのが一貫した課題です。手数としては70〜80位で終局してしまうのが相掛かり棒銀戦のイメージですが、早く終わってしまうので楽という事は決してないです(勝っても負けても)。嬉野調の力戦だと時として序盤こそ激しい攻め合いになったりしますが、その後はちょっとずつ落ち着いていって同じ位の棋力の方でしたら100〜130手辺りでの勝負になる事が多いです。性質的にも攻めより圧倒的に【受け】のほうなので、こういったジックリ進んでいく将棋のが私は好みですね。言い換えると急戦には弱いです(例えば,横歩取りで失敗したら30手前後で投了です)😂。

 理想としては、もう一つエース戦法が欲しいです。角換わり早繰り銀に関しても、ここの記事で紹介しましたが、どうも感覚がついていかない(それを指せる棋力もですが…)ので、この頃は殆ど指しておりません。居飛車はどれも難しいです。序盤をしっかり乗り越える(駒組み段階)だけでも、かなりのエネルギーつかってしまいますね、私だと😱🤯。

 そのため今は実験段階ですが居飛車に拘らず、振り飛車で、この頃よく指される【三間飛車】をウォーズの友達対局や将棋クエストで指しています。王道の美濃囲いは分かりやすいですし振り飛車の柔軟性、盤面の見やすさ(攻めと守りとがビジュアル的に分かれていることが多いので)も自分には良いかなと思ってます。最後に10秒友達対局で指した将棋の一局面を、ここに載せて締め括りたいです。三間飛車の序盤です。これからの可能性を信じて!一手入魂の気持ちをもって前を見て、ちょっとずつでも進んでいけたらと感じます。
  ‥対局日 2023.7.22 18:56~;ウォーズ10秒友達対局‥
 ここまで見てくださり、ありがとうございました!

※新年度からは特に新たなシリーズ(記事)を始めるという予定はございませんが、たまにネット将棋戦記や個人的なお知らせ·活動状況などを投稿する事はあると思います。なかなか更新出来てない当ブログですが、いつも気にかけてくださる方々に深く感謝です🙇‍♂。ありがとうございます😭。引き続き宜しくお願い致します。