雨がパラパラ降ってきたようでしたが朝の散歩は傘は不要でした。 よかった。
(フランス菊が咲きました。パリ五輪に思いを寄せて)
昨日は油蝉の声に混じりツクツクボウシやカナカナの声が聞こえ「え? もう秋??」と思ったのですが今朝は少し遅かったのかその声は聞こえませんでした。
でも季節はズンズン過ぎてきょうは7月尽です。
朝ドラ『寅に翼』が好評で今は昭和27~30年代くらい?
ところは新潟県三条市。寅ちゃんは新潟裁判所三条支部の支部長として働いています。
今は差別がテーマのようです。
在日朝鮮人差別、。そしていわゆる「きたりもん」と言われる他所からの転入者に対する差別などを取り上げています。先日書いた日本の先住民アイヌ民族に対する差別、アメリカの人種差別、先住民差別に通じるもので私は興味深く見ています。。
ドラマは 私の幼少期から小学校低学年の時代。
私も母と小さな集落に引っ越してきて言葉も違いさらに父もいなく色々と事情があり村社会の差別を感じて大きくなりました。
私の廻りには朝鮮人はいませんでしたが今にして思うと自分が差別を受けているにも関わらず母の中にも朝鮮の人たちに対しての差別感。いわゆる優越した気持ちが言葉のハシハシにあったと思います。
ドラマの中でも自分が発した言葉がどんなに差別的かということが寅ちゃんに指摘されてもわからないおまわりさんが出てきました。
佐渡の金山が世界遺産に認定されました。新潟県には世界遺産がなかったので喜ばしい事だと思います。
ただ前の軍艦島の時にもありましたが戦時中日本に強制的に連れられてきた朝鮮の人たちを劣悪な環境の中で働かせたという事実を日本政府は触れたくないでいる。今は韓国の政府は未来志向ということで強く求めてはこずおかげさまで今回の認定になりました。
どうしてあったことをつまびらかにして率直に認める事が出来ないのか。 恥ずかしい事だと思っています。
関東大震災での朝鮮人殺戮、第2次大戦でのアジア人民に対しての日本軍が行った数々の非道。
あったことをなかったことにしようとする日本の中のひとつの流れ。これはけっして許されてはならない事だと思います。
朝ドラ 寅ちゃんから目が離せないでいる私です。
それにしてもすごいドラマです。