きょうから福島第1原発の処理水を海に放水することになりました。

 科学的な妥当性はどうなのかは私にはわからないけれどアベ元首相は「反対者がある限り放出はしません」と約束をしました。

 ところがキシダさんは「国として判断しなければならない時期」と言い切り放出の運びとなりました。

 

 この冷却水処理についてはだれも妙案はなく千基におよぶタンクが並ぶ姿をみれば海に放出するより手がないのだろうと私も思います。

 しかし10年以上かけて正常への道へとがんばってきた漁業者のみなさんは納得していません。

 

 政治家はなぜうそをいうのでしょうか。その場しのぎのことをいい時を稼ぎけっきょく忘れ去るのを待とうとするのでしょうか。今回はにっちもさっちもいかなくなってこの体です。

 

 キシダさんはなぜ「これより方法はない。約束を守れなくてすみません」とあやまらないのでしょうか。なぜ理解が深まってきたなんてうそをいうのでしょうか。

 

 廃炉までこの放出は続きます。今年は30基分を放出する予定とのこと。重い事実。

東電はしっかり核物質の基準を管理できるのか、正直、柏崎原発でのこの会社の姿勢を見るほどに心配です。

 

 そしてなぜキシダさんは暴走したら対処できない原発稼働を推し進めようとしているのでしょう。

 

 原発再稼働は反対です。この熱い太陽や風を利用した電気を一般に普及させるための政治をやってほしい。