摂氏 14度  最高温度は15度どまり。寒い日。

 

 

 古今東西 やっぱり軍隊は怖いものだと思う。

 スーダンで軍隊とその下部軍隊の権力争いがはじまりました。

病院までもが標的にされているという。

 各国では自国の国民を助けようとしているが空港は閉鎖され助け出すことができないという。

 

 ロシアも中国も北朝鮮もミャンマーもこの武器を持つ組織が暴走したり権力者についたりして国民を犠牲にしています。

 

 アメリカの青年たちも時の為政者の思惑により世界の各地で犠牲を強いられてきました。

 

 いや、なにも外国を言う事はない。

日本でも先の大戦は軍族の暴走で世界や日本の若者、国民を不幸のどん底に陥れた。

 沖縄戦では軍隊は県民を助ける事はなく自害を強要し多くの県民を恐怖のどん底に陥れた。どれだけの無辜の人々が犠牲になったことでしょうか。

 司馬遼太郎は終戦間際もしアメリカ軍が日本に侵攻してきたときにどうするか問うたとき上官が「逃げる国民は捨ておきアメリカに立ち向かえ」と命令され失望したと何かで読んだ。

 

 今、自衛隊は国民のためにと災害救助や人命救助に役立つ組織として育ってきました。

もくもくと被災者のために働く自衛隊の青年たちには頭がさがります。

 

 しかし、政府はいよいよ強靭な軍隊作りに言及しました。

憲法を踏みにじり他国へ敵基地攻撃を容認するという。それでも専守防衛は変わらないと誤魔化し続けています。

 

 際限もない軍拡競争。亡くなったアベ氏に至っては核兵器までも保有すべきと言い出していました。

 

 軍隊は人を殺す組織。国民を守るといいながら権力を持ちだすと自国の国民を助ける組織ではなくクーデターの張本人になりうる組織です。自衛隊をやめた知人が「自衛隊は人を殺す訓練組織」と言っていたのを覚えています。

 

 軍隊に力を与えてはだめ。

私達の先輩はそれを強く訴えてきたはず。この事を肝に命じていかなければ。


 中国やロシア、北朝鮮を仲間はずれにしてはだめ。どんなに困難でも話しあいで粘り強く対峙していくことこそ国民を不幸にしない政治。

アメリカ一辺倒の政治ではもう限界。