私の職場では、今まで、女性が定年まで勤めることはなく、初めて来年、同職種で、定年まで勤めきる先輩が出てきました。

このような職場のため、自分自身は、男女同一労働同一賃金を求め続けてきましたが、自分が、定年まで勤めることは、考えていませんでした。あと、そこまで3年という今の時点でも、はっきりいうことができません。きっと、経済的にも、精神的にも甘えがあるからだと思います。(夫に頼るという甘え)

しかし、男女共同参画が世の中で、声高にいわれるようになり、仕事は、すこしづつではありますが、男女同一労働が進んできているのは、確かなことです。
反面、男女同一労働同一賃金は、かなり女性にとってきついことも、肝に銘じなければなりません。それは、厳しい仕事に立ち向かっている男性と同じような立場にたたなければならないということだからです。

社会の一握りのエリート的存在の女性リーダーたちばかりではなく、自分のように、日々の仕事を地味にやってきたサラリーマン女性でも、男性たちと同じように、その職場の中心的立場の役職に任命されることが増えてくるわけです。現在の私に近い年代の女性は今まで、庶務的な仕事が多く、計画立案や交渉などの、経験が少ない場合が多いのではないでしょうか。そのため、同年代の男性たちよりも仕事の経験から取得した役に立つ知識・人脈などは、少ないことは否めないことと思います。それは、不利なことであり残念なことです。しかし、男女同一労働同一賃金は、長い間、私たち女性が求めてきたことです。ここは、一番、がんばらなければならない時代であり、面白い時代にやっと、なっってきたわけです。

いづれにしても、長い仕事人生マラソンコース。私は、あと3年となってしましました。1日1日精一杯力を出し切って、充実した日々としたいものです。