皆さま、こんにちは。

 

 

昨日の続編です。

専門知識編として、科目対策に特化して別冊が出版されています。

 

学科試験の一般、専門、実技試験の3つに

それぞれ合格しなければならない試験です。

どれも難しいに決まっていますが、

やはり順に難易度は上がっていくんでしょうね。

 

自然の動向を予測する高度の技術については、

簡単に言えば、今の状況を観測しつつ

これまでのデータを屈指して予想をたてるということです。

これらは精密な観測器でありスーパーコンピュータの力を借ります。

 

しかし、一番最後の大仕事である

予想に基づいて意思決定することと

いかに誤解無く解りやすく伝えるかについては、

気象予報士の資格を持つ人間の役割と言えます。

 

 

この決断する力に関しては、経験がモノを言うんだろうと思います。

資格を取得されて職務に就かれたあとも勉強は続くのでしょう。

その最初の登竜門として、あらゆる専門知識を

皆さん一生懸命勉強されているわけです。

 

 

著者もまた、資格を取得する動機の1つで、

自分に自信を持ちたかった、人生を変えたかった、何よりも親に安心してもらいたかったと

当時を振り返っておられました。

この話は私にも痛い程良く解ります。

 

 

私には程遠い世界ではあり、素人の見解ですが、

気象予報を行ううえで用いる観測機であり

スーパーコンピューターの精度は必ず上がります。

業務に携わる人達の努力によって、

データは蓄積されます。

気象予報士の人達による

分析して解りやすく伝える技術も切磋琢磨されて向上することでしょう。

 

身近な日常生活での注意喚起であり、

大きな自然災害への対応など

気象予報士への期待はますます高まるはずです。

 

 

資格が無ければ気象予報士を名乗ることも

独占業務に就くことも出来ないわけで、

これは試験の合否によって明暗がわかれる話ではありますが、

試験本番を迎えるまでに取り組んだ努力については、

絶対に無駄になりません。

これからのどんな場面でも役にたつ有意義な財産です。

 

 

どんな資格試験においても言えることです。