皆さま、こんにちわ。

 

木曜・金曜の新企画、

1か月が経過しました。

もうしばらく、このスタイルで続けさせてください。

m(_ _)m

 

昨日木曜日が週刊誌のご紹介で、

本日金曜日は月刊誌のご紹介となります。

タイトルもワンパターンではありますが、

金曜日(フライデー)に月刊誌を取り扱うということで、

「フラつき~」とさせていただきます。

 

きちんと読むわけでもなく、

そのままになっている月刊誌が山程あります。

ホントに日頃からフラフラとしております。

 

 

 

今回は、社労士会の冊子からです。

前回同様、全国社労士会と兵庫県社労士会と2冊になります。

もう手許には3月号が届いているので、

更新としては遅いものになりますが、

コツコツと進めていこうと思います。

m(_ _)m

 

相変わらずですが、全国社労士会の方が

情報量が秀でています。

電子申請の取扱といった実務から

判例、法律の解釈といった内容まで

取り揃えているので、充分勉強になります。

 

今回は、冒頭の特集で組まれている

働き方改革関連法に関する対談です。

そこには、やはりあの水町勇一郎先生が居ます。

 

きさくな語り口調が特徴です。

学者にありがちな専門用語を並べて、

何言ってるんだって、固まってしまうことはありません。

かといって、レベルの低い話をしているわけでもありません。

 

長時間労働の上限規制を守れそうにない

事業所に対しては、

IT化、AI化を進めるよう、

本格的に進めなければならないと言い切っておられます。

令和2年度もまたどこかの場面でお会いしたいです。

 

水町勇一郎先生と今野浩一郎先生と大野実会長による

3人での対談です。

 

2人の学者が共通して述べているのは、

社労士に求められる能力として、

それぞれの会社の事情を把握したうえで、

会社にあった提案が出来ることとしています。

水町先生は「オーダーメイド」と言っていました。

 

今野先生の最後の話が面白かったです。

 

情報提供を上流、制度設計を下流として、

上から下へ流れていくほど難しくて、

「答えがないこと」であって、

事業主に寄り添う必要があると。

 

難色を示す事業主に対して、

いきなり寄り添うのもハードルが高いからこそ、

まずは「その気にさせる」ことが大切だと。

 

なるほどねぇ~。

その気にさせてしまえば、

あとは自分の所に相談が来るか来ないかだけで、

来た時にきちんと対処できるように

日頃から準備しておけばいいんですよね。

 

このようなアドバイスは大変励みになります。