郵便局のニュースもだんだん減ってきたようです。

郵政民営化をしたとは言え、公共機関的イメージが強く

誰もが信用していたはずです。

 

かんぽ生命保険のやったことはお客様を食い物にして

己の利益追及を優先したものです。

 

保険料の二重払い。低利率商品への切り替え。

もし空白期間に契約者に何かあったら知らん顔を決め込むのでしょうか?

 

「信用できない」では済まされません!

 

全ては販売ノルマが元凶。あまりにひどい実態でした。

 

大手証券会社、メガバンク2行で33年間営業に携わった者として、断言します。

 

販売ノルマ、販売目標は根絶できません。

 

最近、「顧客本位」とか「カスタマーオリエンテッド」、はたまた

「お客様に寄り添う」などといった金融機関の宣伝が溢れています。

 

金融機関によっては、手数料稼ぎや回転売買防止のため、社員の評価を

商品の純増残高評価に変更しました、とか顧客の利益で社員を評価すると宣伝しています。

 

考えてください。

 

顧客の利益で業績評価するのは一見道理があるそうです。

 

でも、顧客の利益で評価するためには、商品を売らなければ始まりません。

売れない担当者は評価されない。

販売しない限り、組織ではスタート台に立てないのです

 

企業は利益:利潤の追及が基本。そうでないと株主への配当金・社員

への給与は払えません。

 

金融機関の営業は「コンサルティング」ではなく「コンサルティングビジネス」

なのだということを肝に命じてください。

 

ここから始まります! 

                      次回に続く。