Reiko`s Feeling

 

                                          

 

 

 

         家庭料理

 

毎日の食事は、体を健康に維持するだけでなく、家族とくつろぎの中で、美味しく食事をすることで心の健康、明日へのリフレッシュにもつながります。

教室では

生徒の皆さんのご要望を聞きながら、お通い戴く生徒さんのご家庭で定番料理になれるよう

旬の食材を取り入れ、皆様の美味しいの笑顔と、少しの驚きを期待し、心を込めて作成したREIKOオリジナルレシピで、調理を楽しみます。

教室で使用する食材・テーブルを飾るお花等の多くは、スーパーや産直店、近隣のお店で手に入るお品で工夫しています。

レシピを考えるとき、森林浴を楽しむように、各地の産直店に出没します。

 

 

 

 

地元食材と野菜の美味しさ

 

佐賀県の澄んだ空気、清らかな水・・・素晴らしい自然にはぐくまれた日本国佐賀県

地元の新鮮な食材、野菜を手に取るごとに、そのみずみずしさ、美しさに感動します。

初めて出会う野菜は、野菜の生い立ち、なり姿、野菜の持つ栄養機能が気になります。

とことん調べることで、野菜にグッと近づき寄り添うことが出来ます!!

美味しい野菜を食べることで、健康も一緒に付いてくるなんて、最高~♪

そんな野菜の美味しさを伝えたくて、野菜を使ったレシピに想いを巡らせます。

身近に、美味しい野菜や食材がたくさん生産されていることに、感謝の毎日です。

 

 

 

 

 

 お米と日本酒の素晴らしさ

 

 

佐賀県は、日本でも有数の米どころです。

日本のお米の美味しさ、品質の魅力は素晴らしいものがあります。

教室レシピも、やっぱりいつもご飯料理が一番人気♪

 

父の実家も母の実家も造り酒屋でした。

幼い頃、酒蔵の裏に住まいがあり、広い畑を抜けて

 大きな貯蔵木樽が並ぶ蔵を兄と共に三輪車で駆け抜け

祖父に逢いに通った暗くひんやりとした酒蔵の香り

立ちのぼる湯気の向こうに響きわたる杜氏さんの大きな声

酵母の息遣いが

幼い日の記憶と共にあります。

日本酒を語るより料理の蘊蓄を傾ける方が多かった父

昔は、テーブル一杯のお客様の料理を作った母(今でも私のダメ出し先生)

母が作る、水を一滴も使わない、日本酒とお醤油だけの「煮魚」

発酵機も無い時代に、自然発酵で麹の香りいっぱいのパンの味は忘れません

そんな私も、日本酒を心から愛しています。調理にも断然日本酒です!!

和食は勿論、洋食、中華にも、料理の味を引き出し、旨味とコクを与える

料理の垣根無く、マッチング力に優れたお酒は、世界中で日本酒だけだと思っています。

 

日本酒に限らず、昔から暮らしの中で伝えられてきた、酵母と発酵食文化の伝統も

食の保存、健康維持のためにも

これからますます重要になると考え、調理に大切に生かしたいと思っています。

 

         テーブルを彩る器

 

 

佐賀県は古くから有田・伊万里・唐津と陶磁器の産地として知られています。毎年開催される陶器市には時間が許す限り各地に伺います。

佐賀に住み、見事な美と伝統の器を身近に手に取ることが出来る幸せを感じます。

教室を始めて、少しずつ買い足していったお気に入りは、高価なものでなくても宝物です。

 

嫁いだとき、母から持たされた食器も、義母から受け継いだ食器も大切なものです。

新婚旅行から帰宅した新居に義母さまが冷蔵庫に食材

食器棚には器を、そっと綺麗に揃えて下さっていたときの嬉しい、暖かな想いは忘れません。

まさに、人が生活を始めるとき

その時、その日から、食材と器、器と料理の中で、生活が始まるのだと感じました。

 

料理に彩りを添える器は、上等の有田焼も、雑貨店で買ったお安い食器も

想い出の食器も・・・使命と役割をしっかりと備えていて、毎回、料理と共に思わぬ姿を見せてくれます。

食器の使命をまっとうさせることが出来ているのか?未熟な私ですが・・・

お皿に盛ったお料理が、美味しく生きるお皿は、毎回、意外にあっさり決まるのです。

 

 

 

         テーブルの花

 

食卓に飾るお花は、季節や料理の雰囲気に合わせて飾ります。

特別なお花じゃなくても、お庭の緑ひとつで、食卓の雰囲気は輝いてきます。

時には、それがお料理と器の小さな違和感を取り除いてくれることも有ります。

近所の大好きなお花屋さん、スーパーや産直店には、生産者さんから届いた、旬で一番元気な花が色とりどり組み合わせ並んでいます。

お花は、お野菜といっしよ!!鮮度が一番!!

深紅のバラだけ、一色一束!!それも、豪華で美しいけれど

手軽で求めやすい数種類、組み合わされた花束を

彩り別にお庭のグリーンと合わせたり、器や、枝物で、どんどん違う姿を見せてくれワクワク♪楽しいものです。

テーブルに飾る時、四季のありがたさと、お花のある食卓の大切さを感じます。

お花は、美しくいてくれる間、何度も水切りし命ある限り大切に飾ります。