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私の実家は兼業農家でした。家にはお母さんの作る新鮮な野菜が溢れていて、苦手な野菜はあっても、食べてまずいから嫌いになった野菜はありませんでした。

夏野菜のきゅうりやトマトをおやつ代わりに畑に取りに行って食べたり、スイカを食べたり。豆ごはんするから豆を畑に取りに行ってきてーとか。今から考えてみれば、なんて贅沢な子ども時代だったのか!

そこから時は流れ、私も親になり四国に住み子どもを育てる側になりました。

長女は小さなころから野菜が大好きで、スーパーの野菜と産直の野菜では食べ方が違う子でした。次女は長女とは正反対で野菜嫌い。小学校に上がるまで、葉物野菜を一括りにして葉っぱと言ったり、レタスとキャベツの区別がつかなかったり。



次女が喜んで食べるものを作ると長女には全くもの足りず、長女が喜んで食べるものを作ると次女が無表情になり😅サラダがまずいって言ってたよって、習い事の先生から聞かされた時はショックやったなぁ…。

今から振り返ってみたらそんな自分をバカみたいって笑えるけど、正直当時はご飯を作るのがしんどくて苦しかった。

そんな次女でも私が自分で育てた野菜は食べてくれます。プランターから始まった野菜作り。畑を始めたら、一緒についてきて育ってるところをみたり。収穫してみたり。時には土遊びもして😆そのうちに、「これお母さんの野菜?」って言いながら大嫌いなほうれん草が美味しいって食べられるようになりました😭

きゅうりも毎年楽しみにしてくれていて、星型とハート型のきゅうりを見たら、すごく喜んでいつも以上に美味しそうに食べてくれます☺️

知ってる人が作る野菜は、苦手とか嫌いを超えていくパワーを持っているんだなぁと、しみじみ感じるのです。超える、それはすぐにやってくるかもしれないし、来ないかもしれない。どっちなん😂

次女の場合は、私の思いに触れ心の中に化学反応みたいなものが生まれて、食べてみようかな?に変わったのかもしれません。

今は苦手でダメかもしれないけれど、この先どうなるかはわからない。じゃあ、食べることって楽しくて、野菜も本当はすごく美味しいんだよって私の喜んでる姿をたくさん見てもらおう、そう思って続けてきたこと、時間はかかったけど無駄にはなりませんでした。

きっかけは何でもいいのです。ハートや星型の野菜だぁ~って、そんなことで、少しでもいいまずは手に取ってもらって、そして口に運んでもらう、そんなきっかけのお手伝いができたらいいなと思います。

かんちゃんが畑で作ったお野菜、来月から販売します。もうしばらくお待ち下さい☺️