よく聞く言葉でね、自分のやりたいことしましょう。やりたくないことはやらないようにしましょう。ってスピリチュアル系のお話で出たりします。

前はね、ふへー、って感想しか出なかったんですけど。ある日夢を見ました。

少女と、少女を実験対象としたい科学者と、科学者に言われて少女を捕まえようとしてる人の追いかけっこのお話でした。

科学者は少女が利益になる。興味が惹かれると思いました。

科学者は少女を捕まえる理由をでっち上げます。

科学者は自分の望みを叶えるための努力をしただけで、それを悪いことだと思っていません。

追いかける人も、科学者から少女を捕まえなければならない対象であると認識し、少女を捕まえようとしている人も、言われたから動いているだけです。少女は捕獲対象であり、仕事である。という意識しかありません。

少女はなぜ自分が追いかけられているのか、やってもいない理由をでっち上げられているのかわかりません。ただただ、悲しく、逃げることしかできませんでした。

少女から科学者は見えません。実際に追いかけてくる人の顔しかわからないのですから。

 

悪ってなんなんでしょうか。

この夢の中には、自分を悪であると思っている人はいないのです。

実際に少女は悲しんでいます。

追いかけてくる人は仕事だから、捕まえてほしいと言われたから追いかけてるだけです。

科学者も自分を悪だとは思っていません。少女が研究対象であり興味を惹かれるので、手に入れたいと思っているだけです。

 

世の中とか、きっとこんなもんなんではないでしょうか。

良きも悪いも、考え方の範囲は人によりけりです。

法律や決め事も人間によって決められた事。

この中で損をしているのは、私的な考えだと、追いかけてくる人と少女ではないでしょうか。

どちらもやりたくない事をやってます。

もし、実働体である追いかけてくる人が、やりたくないからやりません。ってなったのなら、追いかけっこは、科学者と少女の2人となり、もっと小規模であったでしょう。少女も自分を困らせてくる人の顔を直接見ることができます。

そして、目的が、純粋に研究対象であるという理由を知ることができるわけです。

 

この中で一番、少女から嫌われるのは、追いかけてくる人だと、思います。

言われたから、仕事だから、捕獲対象を追いかけます。

どうでもいい、感情が乗らないことをして、少女からは恨まれます。

 

そんな夢を見て、一般的に悪って言われるのは、自分では悪の自覚は無い人達なのかな〜って思って、やりたくない事をすると、何かしら事を大きくしてしまったり、誰かのよくない気持ちを受け取ってしまう確率が増えてしまうのかもしれないな〜なんて思ったのです。

だから、やりたい事をやりなさい。やりたく無い事をしないようにしなさい。っていうのかもなって勝手に解釈しました。

世の中を複雑にしたり、大事にしたり、勝手に恨みを大きくしたりするのは、案外、やりたく無い事や、どうでもいいことでも請け負ってしまう人がいるからなのかもしれません。