自分が大好きな読売新聞

人生案内より転載させて

頂きます


今回のタイトルを読んだ

自分はドキドキしました


今まさに自分が一番に

考えていることじゃ

ないかーい


いったい誰がどんな非道な

人への怨念を捨てたいと

思っているのでしょうか?


今回の相談者さまは

70代の男性です


貧しい家庭に育ち劣等感を

抱いて生きてきました


加えて


小心で不器用な性格


嫌われたくない一心から


周りに異常に気を使い

卑屈になってしまいます


10代後半から


『陰気だ』


『神経質だ』



からかわれ


嫌がらせも受ける

ようになり


転職を繰り返しました


精神的ストレスで30歳

頃に胃を切除



45歳頃にうつになりました


それでも


自らを鼓舞して


仕事を1日も休みません

でした


自分も含め



人間は総じて意地悪で

残酷なものと分かって

いますが


過去に私に対して思慮に

欠けた行動を繰り返した

人を許せません


拷問にかけてうっぷんを

晴らしたいとの思いが


しばしば頭をもたげます


もちろん妄想にすぎ

ないのですが


そんなことを空想して

溜飲りゅういんを下げる

自分のことも愚かで恥ず

かしく


ひどく落ち込みます


残り少ない人生を


『普通』に生きたいと


思っています


非道を繰り返した人間

への怨念など捨てて


過去を思い出さない

ようにしたいのです


どうか助けてください


以上が相談内容です


うーむ


自分と年代も性別も


違いますが


何故か共感できます



自分は息子を自死にて


喪ってからというもの


もともとの人間不信


人間嫌いがさらに


拍車をかけてひどく


なりました


自分以外に信じるべき

ものはないんだ


誰も助けてはくれない


この世の中を


なんとか必死にはいつく

ばってでも生きるしか

ないんだ



そう思っていました


なかなか怨念という

ものはやっかいですね


自分も怨念未だにあります


捨てたいと願っていても


捨てられない怨念無念


こんな難しい心理に


応えてくださるのは


心療内科医の海原純子先生


よろしくお願いします