去年の手帳によると7月29日
夜の9時半にアパートを出発
してますね

それにしてもよく両親を乗せて
はるばる行ったぜ福井県って
なもんや三度笠かなあ

昨日の夜9時にアパートを出発
しました。後部座席に実家の
ジジババを乗せてどこへ行く?

ジジの実のお姉さんが昨年亡く
なられました

天寿を全うされたとはいえ
哀しいし辛かったです

唯一よかったなあ〜と思えたこと
それは?

施設に預けっぱなしではなかった事
家族が毎日誰かしら面会に来て話し
をされてました

それを見ていて私が思ったことは?
元気なときから自分以外の人にわけ
隔てなく接してこられた伯母さん
の人徳のなせるワザとでもいい
ましょうかね

自分を省みるとどうかな?

伯母さんの足もとにもおよびません
そんな伯母さんの供養を永平寺で
したいだがんと父に頼まれたわたし

断る理由が見つかりません
そんなわけでジジババと私
の永平寺での供養がはじまり
はじまりどんな供養になるやら

とにかくジジババに言ったこと
夫婦二人で行くならどんな行動
しようがいいけんな

けど今日は娘のわたしが車を
一人で運転して行くんだから
勝手な行動は慎むことを約束
してほしいと強く願いでました

分かっとる

いつもと同じ答え

分かってないじゃんと思いつつ
車を出発します
途中何十回も休憩しながら
なんとか朝の7時に到着

もうその時点でわたしは
精魂尽き果てましたなり

供養がはじまりました

総勢12人の修行僧の方たち
と一番位の高い方呼び名が
分かりません

厳かに厳粛に執り行われました
やはり永平寺はわたしの中で
別格です

はじめて別格の意味が分かった
瞬間でもありました

御朱印も頂き香りのよいお線香も購入
他にもお土産を見たりしました

よく見るとジジババの姿が見当たりません
あれほど勝手な行動はするなって口を
酸っぱく言ったのにやっぱりコイツラ
分かってないぜとイラッときた自分

落ち着けここでまたケンカしたら
今日の厳かな厳粛な供養が台無し
携帯電話からババにかけました

坂の途中のお店で胡麻豆腐を
買っとるけんと笑って話す
ババの声に自分は頭に血が
のぼりました

いい加減にしろー
クソババアー

出たーーー暴言が出ましたー
さあ〜〜どうするなり
その後の処理は?

なんとジジババ二人から私に
お詫びの言葉がありました
私は拍子抜けしました

ジジババにも言いぶんが
あったようです

早く胡麻豆腐を買っとかんと
私を待たせるのが悪いと
思ったからと言ってきました

私を気遣ってくれたんか?
私も大人げなかったと
ジジババに謝りました

帰りの運転はジジにお願いしました
元バスとトラックとタクシーの
運転をされていたプロ

そんな車の運転が得意なジジは
久しぶりの高速道路の運転に
意気揚々としておりやした

ここぞとばかりに自分の運転
テクニックを思う存分披露
なさりご満悦

以前の私ならそんな姿に余計
イラッときたけどなぜか
笑ってしまいましたとさ

なぜ?

自分が普段運転する姿に見えて
しまったんです
父にソックリ

やはりカエル🐸の子はカエル 
なんですかね〜〜

ジジババと私と永平寺
なんか変でした〜〜〜