1月23日

 

今日はいつも通り授業を終えたら、いつも通り勉強と何1つ変わらない1日でした。

 

しかし、今日読んだ論文はとてもためになったし、予習も進んだのでいい日です。

 

その中でも、今後文学で扱うので先読みしているThe last of the Mohicansというジェームス・フェニモア・クーパーの作品があるのですが、設定も複雑で登場人物も多すぎてうまく物語に入っていけないままでした。なので映画を探して見たら見事に1992年にダニエル・デイ・ルイス(リンカーンの人らしい)主演で映画化されてまして、これは見なければということで無料で見れるサイトがあったので見ました。字幕なかったけど聞き取りやすくて問題なかったです。リスニング上がってて助かった!

 

そしてこの作品、なかなか良かった。

 

設定は1755年から63年?まで続いた7年戦争のうちのフレンチ・インディアン戦争で、世界史を思い出して懐かしいってなりました。イギリスとフランスがアメリカの北部の土地を巡って戦争をしたのですが、もちろんここにはもともと住んでいた原住民(いわゆるインディアン)の人もいるわけで、その人たちも参加したんです。だから名前もフレンチ・インディアン戦争。主人公のホークアイはイギリス人だけど、原住民とともに育ったという特殊な人。そのほかウンカスとチンガチェックという2人のモヒカン族がイギリス人に加わってフランスと戦うんです。フランス側にはマグア率いるヒューロン族?がいて、とても野蛮でめっちゃ襲ってきて。。。っていう話なんですが、ネタバレを避けて感想を言うと、とにかくホークアイがかっこいい。

 

最近はトワイライトとか、ウインドリバーとかもそうですが、原住民との争いをテーマにするものが多いですが、この作品は原住民同士が敵対するので、また少し違っていて、しかもホークアイは2つのポジションがあるので、イギリスとモヒカン族を結ぶ象徴となっています。それでもやっぱり植民地なので、原住民には権利がなく、あくまで下に見られているところなど、18世紀のコロニアリズムをうまく皮肉っていて、とても社会的メッセージが含まれている作品だと感じました。

 

タイトルのThe last of the Mohicansは、植民地にされたせいで、全滅したモヒカン族を表す強い言葉です。

 

 

よし!これで本も楽しめそう!