聖アントニオ ~捜し物をみつける守護聖人~
子供の頃から、母に
「何か物を失くした時、見つからない時は、
聖アントニオに祈りなさい。」
と、教えられてきた。
物を失くした時や
見つからない時に
聖アントニオに祈ると
不思議なくらい失くした物が
見つかるというのだ。
そういえば、マット・ディランが
出演していた映画、
「Mr. Wonderful」 (1993年)
邦題: 最高の恋人
の中でも物をなくした女性が、
「Saint Anthony! Saint Anthony!」
和訳: 聖アントニオ様!聖アントニオ様!
と言っていたっけ。
どうやら海外でも物を失くした時は、
聖アントニオに祈る風習があるようだ。
ということで、子供の頃から
物が見つからない時、
頼りにしてきた、聖アントニオ。
聖アントニオ!
と、心の中で3回唱えると
失くした物、捜している物、
どこに置いたか忘れてしまった物が
奇跡のように見つかるのだ。
本当に彼の力が
助けてくれているのかは、分からない。
統計データもないので、立証はできない。
でも、祈ってみるのは、
とってもカンタンだし、試してみる価値はあるのだ!
もし、捜し物が見つからない時、
聖アントニオを思い出したら、
ぜひ試してみてください。
ちなみに、聖アントニオのプロフィールは、
以下の通り。
紛失物どころか、婚姻・花嫁の守護聖人らしい!
皆さん、聖アントニオに祈りましょう!
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聖アントニオ(パドバ)司祭教会博士(1195年-1231年)
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ポルトガル、リスボン生まれ。
15歳のときにアウグスチノ会に入り、司祭となったが、アフリカ宣教の望みを抱き、長上の許可を得てフランシスコ会に入る。殉教の覚悟でアフリカのモロッコに渡ったが、まもなく病気になり、帰国した。
その後、フォル市郊外のモンテ・パオロで、修道司祭として生活した。
あるとき、市の新司祭の祝賀会の席上、アントニオは長上から即座に演説を命じられ、よい話をした。これを機に説教家として彼の才能が認められた。イタリアやフランスを巡って福音を伝え、多くの人々を回心に導いた。
36歳の若さで亡くなり、その遺骸はパドバの聖堂に安置された。その墓で多くの奇跡が起こったといわれている。
アントニオは、紛失物を捜すときの助け手、婚姻・花嫁の守護の聖人として知られている。
「毎日が、あたかも最初の日であるかのように思って行動しなさい。
そして、あなたが始めた最初の日と同じ熱意をもって、常に行動しなさい」