千秋楽までまだ一ヶ月あるのにセンチメンタル全開なのはどういう事?


今日なんて豚肉炒めながら、ふと千秋楽の日のことを想像して、それだけで泣きそうになったしね。(ネタではないです。)


なんかもう頭の中、のぞ様の事でフルフルなんですが、かろうじてひとこのVISAメッセージの日だと思い出しました。(ひとこ、ごめんな。)




今日もわしのひとこはきゃわゆいです。


髪型、髪色ドタイプです。

アイリーンちゃんの残り香(笑)


そんなひとこのメッセージは次の大劇場公演に向けての話、マイティのDS配信を見た話、ほのかちゃんが綺麗すぎて思わず連絡しちゃった話。(萌…♡)

などなど盛り沢山でしたが、やはりハイライトはのぞ様語りでした。


まずは…

ひとこ、fff観れたんやなあ。

良かったなあ。

と言うザ・オカンな感想(笑)


だってねぇ、ファンにとってもそりゃあ特別な人ですが、多くのタカラジェンヌさんにとってもめちゃくちゃ特別な人だと思います。


ひとこなんてその最たるものかと。


彼女は言わずと知れた先代のチギ時代の新公主演を張りまくった人。

そんな新公時代を終え、正念場に向かう時期にトップ望海風斗の下で過ごした事は彼女にとって本当に大きいと思います。


私はひとこの新公時代は残念ながらほとんどリアルタイムでは見ておらず、出戻った時はすでに長の期ラストの公演(「ひかりふる路」)でした。


まあ彼女が御曹司である事、チギ時代に金太郎飴のごとく「切っても切っても永久輝せあ」な感じで新公主演を務めまくっていた事はすぐに知りました。


そうか、この子が次世代スター候補か。

いわゆる御曹司か…と認識しましたが、以前にも一度書いた様に、あまりに正統派すぎてさしたる興味を持てなかったのが正直なところ。

(ひとこ、ごめんな←本日、二度目)


確かにあのビジュアルはタカラジェンヌとして凄いアドバンテージだと思いました。


あの学年ですでにしゅっとしてて(下級生特有のぽっちゃり感皆無)、黒燕尾が似合ってて、化粧映え半端なく…劇団が期待するのは大いにわかりました。


が、しかし…

「うん、わかるわ。宝塚で男役する為に生まれてきた様なビジュアルやもんな。」「若いのに舞台でも堂々としてるな。」と彼女の凄さは充分認識しつつも「あと一押し」が自分の中で無かったんですよ。


ん?このセリフどっかで(笑)



…ってすぐ下の記事やがな😅



そう…

彼女もまたスターになるべく多くの武器を持っていながら、私の中では「あと一押し」がなかった類の人でした。


もちろん若い頃の望海さんとひとこではその「持っていた武器」は種類の違うものではありますが、上に駆け上がってもおかしくない人…なのに、胸にずきゅんとくる何かがなかったと言うのは同じ。


そこから雪組を見始めたわけですが、折しもあーさが組み替えしてきて破竹の勢いで「これでもか、これでもか」と凄いパンチを繰り出した事もあり(笑)(それこそ、あの時永久輝せあになかった「あと一押し」を朝美絢が物凄い勢いで会得していった時期だと思う。)、ご本人も後々この時期に色々悩んでいたと言っていた様に、私もひとこに特段惹かれる事は無かったんですよね。

まだ「ドンジュアン 」見てなかったし(笑)

(ひとこ、ごめんな←本日三回目)


でも、もしかしたら…なんだけど、私がのぞ様の時に見る事が出来なかった「一皮、二皮剥けていく過程」「圧倒的なオーラを纏っていく過程」…そう言うものを義経妖狐夢幻桜あたりから少しずつ感じ始めていたのかなあと今、思うわけですよ。


ヒゲつけてあのごっつい衣装で出てきて、それがめちゃくちゃ似合ってて、物凄い存在感で…

その時初めてかな。

「あ、私が思ってたのとちょっと違うかも。」と彼女の凄さを認識したのは。


で、私がひとこのオカン(笑)になった決定打は紛れもない沖田総司@壬生義士伝なのですが、明らかにあの役、あの作品でひとこは一段階上がったなと思います。


何と言うか…初めて見た時に感じた「あと一押し」が迫りきてる感じがしたんです。


マジでゾクゾクしましたよ。


うわぁ、この子は凄いわ。

上がっていくわ。


何と言うか、これはただの正統派じゃない…みたいな迫り来る感覚とでも言うか。


こう言う瞬間ってドキドキしませんか?

私は「正統派すぎていまいち興味が湧かない」なんて思っていたひとこが、足りなかった「あと一押し」を纏って胸にずきゅんと迫り来た事にめっちゃドキドキしました。


でもね、その成長…と言うのはあまりにおこがましい言葉ではありますが、ひとこが一歩先に進んだのはもちろんご本人の努力ありきだと思います。


けれどやはり望海風斗と言う凄いトップさんの下で成長の過渡期である新公卒業後の数年を過ごした事って大きいのではないかと。


ともすれば、勢いだけで突っ走る事も可能な新公世代。

そこから卒業して数年はかなり立ち位置も難しいのではと推察します。


そんな時期に望海さんの背中を見て学んだ事、実際に見聞きした事は大きいと思うなあ。


それはひとこだけではなく、あーさも。


あーさも組み替えして望海さんの下で過ごした経験って、物凄い財産と思いますよ。


朝美絢のポテンシャルと努力、プラス望海風斗と言う凄いトップさんの下で彼女に本質で深く絡んで時に過剰なまでの愛を持つ役を数多く演じた経験で朝美絢は間違いなく劇団の想像をはるかに超える成長を遂げた。


でもそんな事言い出したら咲ちゃんだって凪様だってそうだよね。


次世代を担う下級生のあと一押し…その背中を押した要因の一つに間違いなく望海さんの存在があると思う。


だって単純に技術面だけ言ったって、雪組の下級生みんなめちゃくちゃ歌うまくなってるもんね。

何より歌う時に堂々としてる。


望海風斗が成長の背中を押したたくさんの下級生。


望海さんとの出会いで宝塚人生変わった…みたいな人もきっといるんだろうなあ。


ファンだけではなく、たくさんの望海さんに関わったタカラジェンヌがそれぞれの思いを抱えて千秋楽の日を迎えるのかも…ひとこのメッセージを読みながらそんな事を思った夜でした。




*おまけ*

さよなら特別番組のあーさの暑苦しい愛(笑)溢れるのぞ様へのメッセージ。

その最後で、あーさがひとこ考案の雪組ポーズかましてくれて、久々にあーさひとこ萌えしました🤣

やっぱり尊いわ、この二人…♡