こんにちは、皆さん。神門です。

 

 前回、この「メソッド 基本の基本」の主旨を書きましたので、早速今回から、実践法に入っていきたいと思います。

 

 今回のテーマは「座法について」です。

 

 スピリチャルな世界に入りますと、それなりの第六感的技能や精神性の拡大を促す為に、「精神統一」「心身統一」「瞑想」や少し専門的になりますと「仙道」「座禅」「鎮魂法」等々のメソッドが出てきます。

 

 このメソッドを、シンプルにテーマ化しますと、3つの要素になる事に気がつきます。(何事も気づきは大切です。)

 

 第1の要素は、身体の姿勢をどうするかという問題です。

 

 第2の要素は、呼吸をどうするかという問題です。

 

 第3の要素は、意識をどうするかという問題です。

 

 これらの中で、第3の要素はオリジナルの塊ですから、本稿の対象とは成らず、第2の要素も、初歩的な内容だけが該当しますから、順次対応していきたいと思います。

 

 と云う事で、第1の要素である姿勢の問題です。

 

 それらの事柄を行いますのに、我々の肉体をどうするのかという問題ですから、原則、個々の肉体のサイズが違う以上、1つの答えに決まりません。結局、個々の正解が違うという結論に帰着します。

 

 それを踏まえた上で、たとえばその姿勢状況を想定して、

 1.立って行う

 2.椅子に座って行う

 3.座って行う

 4.寝て行う

 大体、この4つが考えられます。

 

 ここまでくれば、誰でもお判りの通り。

 

 結局は、姿勢の構え方が違うだけで、注意するべき条件は他にあります。

 

 つまり、ある「一定の時間」、「その姿勢に意識を向ける事なく保っている事」ができ、同時に「人体のエネルギーと呼吸の循環を妨げない」姿勢であれば、なんでも良い。と云う事です。その上で、個々の肉体的特徴に合わせたものを選択していく。が正解というわけです。

 

 「座法」(坐り方)に絞って、その辺りを解説します。

 

 座法には、様々な名前のついた坐り方がありますが、ここでは6種類だけご案内します。

 

 ・正座(せいざ)。静座とも書きます。畳文化の日本で生  まれました基本的な坐り方です。

 ・安座(あんざ)。あぐらとも云います。短時間は楽です  が、長時間となると背中等に負担のくる坐り方です。

 ・結跏趺坐(けっかふざ)・半跏趺坐(はんかふざ)。座  禅で用いられる座法の名前です。

 ・盤座(ばんざ)・達座(たつざ)。仙道等で用いられる  座法の名前です。

 

 これらの坐り方を選らんだ上で、守るべき姿勢のポイントが6個あります。

 

 

 どれを選らんでも、上記の6ポイントを維持する事が、大事です。

 ここで、完全に瞑目をお勧めしないのは、意図的であり意味のある事とご注意下さい。初歩の段階では「眼は半眼」が重要ポイントです。

 

 それでは、先ずはお試し実践戴いて、ご感想などをお聞きしたいものです。ただし、質問の場合にはお答えできる内容と、できない内容がある事は、予めご了承下さい。