お米を大切にしよう | 零細農家の独り言

零細農家の独り言

農作業の画像付き記録(日誌)です。
それ以外のことは、零細農民の独り言です。

昨日ハウスに移した直後は、黄色くてひ弱なのが多かった。

小屋の中の薄暗い育苗機でヌクヌク育った苗は、世間の厳しさを知らなかったからなぁ^ ^

(昨日)


で今日は、やや緑化が進んでる。


天気は悪い☔️が、一応ハウスの中なので苗は自然の光を浴び始め、外気にも晒され始め、そして毎日確実にタップリ水を飲まされていく。


これから毎日少しずつ丈夫に育っていくだろう。


(今日)


だが、所詮はハウスの中!

未だ未だ甘やかされている訳だ。


いずれ、田植え機に乗せられて(載せられて)、自然豊かな厳しい田んぼに放り込まれたならば、想像も出来ない厳しい試練(環境)が待ち構えている。


異常な高温、無情な豪雨、無慈悲な強風、情け容赦ない病気、無数に襲ってくる虫また虫、予想だにしない獣害、などなど、、


これらに耐え抜いた稲🌾の行く末は、、

機械で切り取られ、機械の熱風で強制乾燥され、機械で衣を削り取られ、最後は薄い皮膚まで機械で削り取られる。


と、まぁ、お米の一生はとても大変なのよ^ ^


お米の一粒一粒を大切にして、そしてよく噛んで、よく味わって、残さず頂きましょう。