スピリチュアルの世界は本来目に見えない事柄なので、傾倒し過ぎてしまうと何でもありの魔法になってしまいます。スピリチュアルが一人歩きをしてしまう。
ですがそれはまったくのデタラメ。
スピリチュアルカウンセラーをしている私が常に感じていることは、この世を生きる上で目に見えない世界は付属品なのだという事。
強い表現になってしまいましたが、細かくお話ししますと、本来魂がいる世界はあちら、目に見えない世界です。魂としてのメインは死後の世界と言われている所です。
ですが、現在、肉体という着ぐるみを着て(魂である私逹は)物質世界の3次元に生きている。肉体がある限り今はこの世界がメインなのです。だから3次元的に生きなければうまく生き抜く事は難しくなります。
スピリチュアルやヒーリングで肉体の病気を全部治せる。そう本気で信じている方がいます。
でも違う。スピリチュアルにそんな魔法の力はありません。
スピリチュアルが病気に介入できるのは肉体に生じる前の段階までだと個人的に感じています。
「このままの生活を続けていくと、気付かせとして肉体に病気という形で表れてくる可能性があります。」あまりにも気になる方にはお伝えしています。
スピリチュアルカウンセラーの役割は、気付かせとして肉体に病気が現れる前に、辛い生き方や苦しみを生む考え方を少しでも軽くして気付かせ(=病気)が起きなくても済むようにしていく事だと思っています。
実際に肉体に現れてしまった場合はスピリチュアルの管轄外です。
肉体の病気、怪我は必ず医療に頼って下さい。
いくらスピリチュアルで肉体の危険信号や情報を察知できたとしても、肉体を実際に治療して治せるのは、医師しかいません。
どうか、スピリチュアルに傾倒して身を滅ぼす方が減りますように。
この世を生きていく上でスピリチュアルはあくまでも付属品。
3次元を生きていく為のツールとして活用する。それぐらいの軽さでスピリチュアルと向き合って下さい。
物質的に偏り過ぎても危険。スピリチュアルに偏り過ぎても危険。どちらかに偏らず中立に。うまく両方の良い所を取ってバランス良く生きていく、そんな方がこれからの時代を上手く渡っていかれるのかもしれませんね。
そういった人間になれるように私も頑張ります。