昨日は約4年ぶりのお茶会。
コロナでしばらく出来なかったため、
ほんとうに久しぶりの開催となった。
そう、私は何を隠そうお茶(茶道)は好きだが
お茶会(開催)が好きではない。
それはここだけの秘密だ。笑
そういったイベント事やお祭り事が好きな人
にはほんとうに向いていると思う。
明らかに私には不向きだ。笑
私は断然お客さん側がいい。
とにかくお茶会を開催するとなると、
お道具選びからその準備からお茶室への運び込みから、
それらを箱から出し、終わればまた箱にしまい、
お菓子やお花の手配からお茶室のしつらえから、
もうとにかく想像以上に大変なことなのである。
(ほとんど先生が大変なのだが)
それに加えて
お点前や半東という役目が順に回って来る。
緊張しいの私にはほんとうに苦痛だ。笑
昨日はお点前のみで、半東は免れたのだが、
いつ半東が回って来るかと思うと、
水屋仕事をしている間中
口の中は緊張でパサパサ状態で。笑
お点前はまだしも、
(とは言え手が震えた〜泣)
半東はほんとうに向いていないと実感。
先生の「なるべくみんなに経験してほしい」という
気持ちはよくわかるのだけれど、
やっぱり向き不向きというものはあると思うのだ。
表舞台に出るのが得意な人もいれば、
裏方で縁の下の力持ちになるのが得意な人もいる。
お点前はいつもお稽古していることなのだからいいとして、
その他のことは向き不向きで役割を決めたらいいのにと思う。
実際私が学校で教える時も、
生徒さんが強く「無理だ」と訴えたことは
無理にはやらせないようにしている。
あくまでも「やってみる?」というスタンス。
もちろん「あなたなら出来るよ」と
背中を押すこともするけれど。
それでも
「いや無理です〜私先生が思う以上にあがり症なんです〜」
なんて言われちゃあ、その気持ちが痛いほどわかるので、
「そうかそうか」となる。
そんなこんなでお点前と水屋仕事で約半日お務めして、
後半は社中のもう半分のグループと交代。
すべてのお席が終了し、
みんなで一斉に片付けをし、
ようやく長いお茶会の一日が終わるわけだが、
ワンチャン、いや確実に仕事よりも疲れる。。
(朝は5時起きで着物)
しかしもちろん無償であり、
これもまたお稽古なのである。
とはいえもちろん、
みんなで頑張った!という達成感のようなものはある。
お客さんに喜んでもらえたという満足感や、
貴重な経験をさせていただいたという
感謝の気持ちも湧いてくる。
けれども、けれどもである。笑
お茶をしていて私のような人って少ないのだろうか。
せっかくなのでぶっちゃけた気持ちを綴ってみた。