先日お茶を教えている高校に事務手続きで行くと、

ちょうど卒業式が終わった頃合いで。

 

みんなと別れがたくてたむろしている3年生たちを

「青春だな〜」と微笑ましく眺めたりなどして。

 

夜には茶道部の3年生の子から

「今日無事卒業しました!」

とライン。

 

そんな風にわざわざ連絡してくれることがうれしくて、

「卒業してもまたお茶を再開してね!」

などと返信しながらも、

4月からはいないのだと思うとやっぱり寂しくて。

 

学校の部活動だからどうしたって3年間でお別れ。

 

結構寂しいものである。

 

(学校の先生はもっとそうだろうな)

 

 

そして職場でも新たな道へと進むために退職するスタッフが。

 

私が入った時より先にいたということもあり、

感慨深くもあり、寂しくもありで。

 

名残惜しすぎてなかなか立ち去り難かったけれど、

スイッチが入ると大泣きしてしまいそうだったので

じわりと来たくらいのところで諦めをつけてお別れ。

 

 

人って出会いがあるということは必ず別れがあるんだよね。

 

そんなこと当たり前のことなのに。

 

そんなこといちいち思いもしないで出会ってしまう。

 

出会ってしばらくの期間時間を共にすれば、

嫌な奴でない限りは好きになってしまう。

 

それも「好き」だなんていう感覚も自覚のないまま

共に時間を過ごすことがほとんどだから、

いざお別れとなった時になってようやく気づくというか。

 

「うわ。思った以上に寂しいぞ」となる。

 

 

いてくれることがきっと当たり前になってしまうんだな。

 

これからも普通にずっといてくれるものだと勘違いしてしまう。

 

でもほんとは当たり前なんかじゃないんだ。

 

出会えばいつかは別れるんだ。

 

 

出会いって、

その出会いがいいものであれば特に別れは辛くなる。

 

素敵な出会いはうれしいものだけれど、

うれしい分だけ別れは辛い。。

 

 

なんだかお別れが立て続けで悲しい。。

 

春って花粉症もあるから一番苦手な季節だけれど、

別れの季節でもあるから余計に苦手かも。

 

風も強くて不安定なエネルギーなのも。。