最初の一歩って、

大なり小なりたぶん誰でも怖いと思う。

 

その人が持ってる元々の気質にもよると思うけれど、

おそらく加齢によりその怖さは増す傾向にあると思う。

 

(はい、わたくしのことです)

 

その一歩が怖くて動けない。

 

フリーズしてしまう。

 

それってまさに

柔らかかった細胞が老化により固くなってしまう現象

なんだと思う。

 

瑞々しい樹木から枯れ木へ。。

 

でもそれは別に特別悲しいことではなく、

むしろ自然現象。

 

最初は赤ちゃんだった私たちもいつかは

おじいちゃんおばあちゃんだ。

 

歳をとるにつれて頑固になってくというのも同じ。

 

柔らか頭もどうしたって硬くなってしまうのだ。

 

 

だけれども。

 

自然現象だからといって

フリーズしたままでいる必要もなくて。

 

怖くても最初の一歩を踏み出したっていい。

 

それはわかるんだけれど、

わかっちゃいるけどやっぱりそれって

自然にあらがっていることなんだろう。

 

若い頃ならそれほど躊躇しなかったであろうことも、

50代にもなると確かにハードルは高く感じる。

 

高いハードルは怖くて

自分にほんとに飛べるんだろうかと思わせる。

 

元々自信のなさがある私にとってはなおさらだ。

 

その一歩を踏み出すのに必要なエネルギーが

とても膨大なもののように感じてしまって

想像するだけで、考えるだけで面倒になってしまう。

 

そして

「このままでいっか」

と現状維持という楽な方に流れる。

 

 

もちろんそれが悪いことだとも思わない。

 

ほんとにそう思えるならそれに越したことはない

とも思う。

 

でもなんとなく今の私は

「現状打破」

というキーワードが浮かぶのだ。

 

(ただの思い込みと勘違いという気もするが)

 

 

実は今日、

その初めの一歩のための初めの一歩のための一歩(笑)

を踏み出した。

 

いや、正確に言えば「垣間見た」。

 

そして想像していただけの時より現実味を増した分、

さらにめんどくささが増し、ハードルは高くなった。

 

え〜!?

それってだいぶめんどくさくね?

え?そこまでしてやること?

 

と自分の中の悪魔が囁く。

 

その労力(お金を含め)を払ったとして報酬はあるわけ?

結局損するんじゃ?

 

ドンズバの耳の痛い質問が囁かれる。

 

 

と、

初めの一歩を踏み出すというのも簡単なことではない

と痛感する52歳。

 

だがしかしこれからの人生今日が一番若いのだ。

 

だいたいこんなに年齢のことを気にするようになったのは

つい最近のこと。

 

それこそが老化現象なんじゃね?と思う。笑

 

昔は本気で

「年齢なんてjust numberよ!」

と思ってたタイプなんだけどなーー

 

 

はーーー疲れる!!笑