術前検査の結果がそろったところで
やっと主治医の先生が決まって面談になりました

主治医は若い女医さんでした
この先生はとってもお世話になり
その後・・・先生の転勤で
どんどん主治医が変わっていくのですが
一番印象に残る主治医でした

面談の中で・・・
卵巣の腫瘍は取って検査してみないと
良性が悪性かの確定ができない
これは・・・今まで何度もされた話ですね

卵巣癌の場合は・・・
おなかの中にある状態で
子宮のように細胞の一部を採取して検査をするのは
癌だった場合・・・
癌細胞をおなかの中に
ちらしてしまう危険があるので
取り出しての検査になるので開腹がさけられない

なので・・・
手術はとりあえず・・おへその下の下腹部を切り
卵巣と子宮を取り出して迅速細胞診をする
その結果で悪性だった場合は
さらにみぞおちあたりまで切り
大網(たいもう)切除
リンパ節郭清(かくせい)をします

ちなみに・・・私の場合は
悪性でなくても
開腹する際に閉経していることもあり
筋腫のある子宮と腫瘍のない片方の卵巣も
一緒に取ってしまおうということになっていました
年齢的にも将来の癌になる可能性もあるとのことで

手術中の迅速検査の結果は
待っている家族には・・・途中で告知はしません
手術を迅速に進めたほうがいいので・・・とのこと
良性だった場合はあとは処理をして終了なので
2~3時間で終了します
悪性だった場合は手術に時間がかかるので
6~7時間になります

なので・・・
2~3時間で手術室から帰ってこなければ
悪性だったということですね
待合室で待っていた家族は・・・
2時間ぐらいで出てきてと
願いながら待っていたことと思います
申し訳なかったなぁと思うばかりです
私は眠っていたので・・・時間の経過はわからず
手術室を出て・・・
「今何時?」と確認をして
悪性だったんだと認識しました