今回の記事は、

まとまった大金はないけど将来のために今から1万ずつでも積み立てておきたい

銀行口座に置いておくとつい使っちゃうので強制的に貯蓄がしたい

利率だけ見ても、ぶっちゃけどのくらい貯まるのかイメージできない

という方向けの記事になります。

 

さて、以下の3つのパターンで比べてみます。

 

①銀行の普通預金に毎月1万円ずつ預けた場合(0.001%

②年利3%(複利)の金融商品で毎月1万円ずつ積み立てて運用した場合

③年利6%(複利)の金融商品で毎月1万円ずつ積み立てて運用した場合

 

条件としては、私が40代なので、40歳から60歳までの20年間で1万円ずつ積立すると、60歳になったとき、どれくらい貯まるでしょうか?ということですね。

 

 

①は都市銀行や地方銀行、ゆうちょ銀行に1万円ずつ預けるイメージですね。

②は3%なので、まぁ近いものとしては外貨建て終身保険や国債でしょうか。

③は、つみたて型の投資信託や変額保険をイメージしていただけるといいかと思います。

毎日、毎月利率が変動するので6%固定ではありえないのですけど、比較として6%とします。実際には、ー3%の日もあったり、12%の日もあったりします。

 

さぁ、どうなるか。ファイッ!!(カーン!)

 

【20年後の積立累計額】

①普通預金:2,400,239円(元金+239円)

②3%で運用:3,283,020円(元金+883,020円)

③6%で運用:4,620,409えん(元金+2,220,409円)

 

参考:楽天証券 つみたてシュミレーション

 

こうしてみると、月一万程度でも結構違いますよね。①とか、ひどすぎw

 

ただ、②と③は10年以内に引き出したり解約したりすると、手数料ががばっと引かれてしまうので、

10年以上、できれば15年か20年はさわらない強い意志が必要かも。

 

なので、10年以内に使う予定の

・学費

・車の購入、車検

・マイホーム購入用の一時金

・旅行

 

のための短期の貯蓄は、【銀行預金】がベストな選択と言えるし、

15~20年以上つみたて期間が取れる老後の生活費のための貯蓄は【外貨建て終身保険】、【つみたてNISA】【iDeCo】【変額保険】(全世界インデックス)と、目的によって置く場所を変えた方がいいかと思います。

 

 

絶対やっちゃいけないのは、②と③はリーマンショック級の世界規模の経済危機が来ても慌てて解約するという愚行。

こういうときって、株の価値は下がるけど、同じお金で量を買えるので、逆にチャンスだったりします。

それに、リーマンショックのときも10年くらい経済が停滞するって言われてたのに、実際5年で戻ったわけですし。

 

今コロナで日本経済ダダ下がり、まさにコロナショックですけど、今日本株で運用している商品を売却とかしたらそれこそ大損のような気がします。

つみたて投資は長期で運用しないと損するので放置が一番です。

 

ちなみに40歳の人が60歳までに老後2000万問題を解決するには、6%の運用だと、毎月いくら積み立てればいいと思いますか?

 

答えは、43,286円です。

 

無理!という人もいれば、え、それだけでいいのwwという人もいるかもしれませんね。

私の場合、独り暮らしで家賃高めなので、収入をもう少し上げる必要があります。

昇給はあがっても1万くらいなので、副業で+5万くらい稼げるようになりたいと思っています。

 

結論。

銀行預金ではお金は貯まらないし老後には備えられない。

数十年後の自分の生活を助けるのは今の自分の行動しかいないということ。

ちゃんとお金のこと勉強して、未来の自分を助けてあげて、豊かな老後を送りましょう!

 

 

※記事中の数字はあくまでシュミレーションなので、将来の成果を約束するものではないのでご了承ください。

※くれぐれも、証券会社に投資の相談に行かないようにしてください。投機的なギャンブル性の高い商品を勧められます。老後資産形成には向きません。