『イザボー ISABEAU』観てきました | Tomorrow is another day.

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宝塚、そして望海さんへの想いを中心に綴っています。その日までも、その日以降も、一緒に走り続けたい!
雪組中心の全組観劇派。宝塚が日常の日々に憧れるアラフォー社会人。
ゆるゆる~と、観劇感想や日々のことなども書いていきたいと思います。

こんにちはニコニコ

2024年の観劇は星組さんのRRRから始まったのですが、そのレポはひとまず置いておいてですね。

 

イザボーを観劇してきたので、だいぶ前のめりにレポしたいと思いますひらめき

 

ヤバい。イザボーの熱に浮かされている不安

これはドンジュアンぶりの熱量かも。

いや、でも、ファントム…いや、ワンス?…fff以来か?(笑)

←新たな望海風斗に出会う度に溺れがち。

 

Blu-ray、はよ!WOWOW、はよ!

待ちきれない!!

 

しかし、私は知ってる…世間的には、イザボーそんなにか?評価なのは…。

 

だから言いたい。お願い、もう一度見て。

WOWOWでするから、見て。

何ならBlu-ray買って何度もみて。

ちなみに私は3回観た。

 

 

今から、何がここまで私をイザボー熱に浮かされる廃人たらしめたのか(オイ)

語りたいと思いますが、私は語彙力がないので、ただただ、すごいを多用していきます、悪しからず。



曲がすごい

音の圧がすごい

歌詞がすごい

装置がすごい

演出がすごい

キャストがすごい

総じて望海風斗がすごい


 

  1.曲がすごい

末満作品と言えば和田さん

どう?と聞かれたら、和田さん感としか言い様がないのだが、メロディが素晴らしい。

不思議な音程(なんと表現したらよいのかわからない。クセになる心地よさ)

メロディに比して歌詞が多すぎる!それなのに明瞭に聞きとれ、かつ、心情がダイレクトに伝わる。

曲とメッセージの波長が同じといったらよい?

ゼロからミュージカルを作ったと。なるほど、そうか。

海外ミュージカルにはない、日本語が音になって伝わってくる感覚。

 

  2.音の圧がすごい

これは、あえての…かな。

その圧に負けない役者を選んできましたよ…と。

音が襲ってくる、突き上げてくる感覚

イザボーに流れる赤い血。

赤い血のドクドクとした拍動を感じるような音でした。

イザボーと陛下

イザボーとヨランダ

2人のハーモニーが、ビリビリと劇場の壁を、屋根を震わせる。

 

  3.歌詞がすごい

望海さんはもともと、

感情を音にのせるのに長けていると思っていて

だけど、私が今までに観た望海さんの作品は

割とメロディ重視だったから

それでも充分伝わってきたわけだけど

こういうのに出会うと

なんか、言葉って大事なのね!と改めて思わせてくれる。

ミュージカルなんだから、歌詞は立派な脚本なわけで

ただ単に状況説明を曲にのせたのではない

ストーリーを進めるという意味ではない

脚本としての歌詞がちゃんと生きてるのだと私は感じました。

(伝われ…)

 

  4.装置がすごい

いや、ほんと。

松井るみさん、天才では?

ぐるんぐるん、回す回す、人力で。

3層構造の構造体が、時に薔薇の花弁に、宮殿に、迷路に…。

照明と相まって、芸術作品ですね、あれは。

私は、美術の世界のことって何にもわんかないけど

ただただすごい!!って思うし

クリエイティブなことに挑戦したいという

松井るみさんのこの才能を

この先もっともっと、日本のミュージカルで観られますように。

 

  5.演出がすごい

客席をフランス民衆に仕立て煽動し、

それにうっかり『シャルル!セッツ!!』と拳を突き上げるワイ

物語にのめり込んでいくの大好き。

そして

自分を自分たらしめるものは何か…がいつも永遠のテーマ

解釈は観る人の心に委ねられているので、

イザボーから受け取ったらいいのでは?

ブレてる?なんやと!?文句があるなら…(笑)

 

末満作品あるあるの、いろんな伏線があるかな。

今回未回収の伏線は、きっとMOJOプロジェクトの第2弾3弾でかな。

 

  6.キャストがすごい

もうほんとすごい。

熱量高い、声デカい、歌うまい。

こんな声量オバケが集うことってあるのかしら?

そしてみんな声に特徴がありすぎて、

舞台暗い、衣装黒い、髪型同じでも識別可能(笑)ディスってはない

那須さん初ミュージカルですと?恐ろしや。

というかね、キャストの皆さんが全員好きすぎてヤバイ。

好きな人がまた増える→μ通い(大体グランド)→破産 の未来やで。


あとさ、理生さんファンと一緒に行ったけど、推しと推しの共演って最高やな…という話。


 

   7.総じて望海風斗がすごい

こんな望海さんにやっと出会えた。

いや、みんな好きなんよ。退団後の望海さんの役。誤解を恐れずに言うと、男役じゃないけど、男役として生きた望海風斗が観たかったの。


どの役も大好きで、新たな望海さんで、その度に好きーー!ってなるんやけどさ、あと、別に今までの役に不満があるわけでも、全然ないんやで。

でも、望海風斗さんを浴びたかったわけですよ…私は。イザボーは決して男役ではないけれど、かつての男役として生きた望海風斗さんの生き様が詰まった最高の役なんです。私にとって。


こんなに素晴らしいキャストに囲まれてなお、主役として誰よりも強い望海さんが好きすぎる。


イザボーを経たサティーンがどうなるのか本当に楽しみおねがい



というわけで熱量高め感想は終わり。

相変わらず内容はない(笑)


実は仕事しんどすぎて、病み病みの闇の中でしたが、私は生きる!イザボーのように!

 


それではまた飛び出すハート



そうそう、ちなみに…今回お席は、

赤薔薇1階2列目(実質最前列)の最端

赤薔薇1階3列目(実質2列目)のサブセン

赤薔薇1階17列目のサブセン

と、なかなかに、良いお席だったんですが、

オリックス劇場の椅子がほんま酷くてな。

あと、1列目と2列目って補助椅子で、座面狭い上に厚み半分で、2幕、お尻が死ぬ…って思ったね。

オリックス劇場さん、ほんと、椅子取り替えてくれ…

そのためなら私は2500円余分に払ってもいい(笑)