『赤と黒』観てきました | Tomorrow is another day.

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宝塚、そして望海さんへの想いを中心に綴っています。その日までも、その日以降も、一緒に走り続けたい!
雪組中心の全組観劇派。宝塚が日常の日々に憧れるアラフォー社会人。
ゆるゆる~と、観劇感想や日々のことなども書いていきたいと思います。

観てきました。



これぞフレンチ・ロック・ミュージカル
めちゃくちゃ、力強い雷
ロックやった。
そんでなんか、オシャレやったー。
(そんな感想??)

ところどころデジャブありましたひらめき
ロクモとカサノバ(何となく歌が似てた)を足して割ったみたいな。

実は私、赤と黒、未履修でして。
月組さんのも、瞳子さんの星組さんのも観たことないし、原作も読んでおりません…。
よって若干、???なんで???みたいな時間流れました凝視
あれですよね、赤と黒は、フランス人にとったら日本人ならみんな忠臣蔵知ってる…みたいな、フランス人の一般教養やんってことですなあんぐり

とはいえ、基本的な枠組みがしっかりしている谷貴矢先生だからなのか(どのくらいの潤色具合か知りませんが)置いてきぼりにはならず、世界観に浸りました。
谷先生は、これは闘いの話と言われていましたが、私には、愛の話だったかな。
観る人によって、誰に感情移入するかによって、いろんな捉え方がありそう。
野心家のジュリアンが成り上がっていく話にも思えるし、貴族階級と労働者階級の対立の話にも思えるし…。私はくらっちルイーズに思いっきり感情移入したので、愛の話に思えました。

ということでさらっとcast感想

ジュリアン・ソレル@礼真琴さん
私、久々の生こっちゃんでしたので(言い方)、こっちゃんには、コレよな…というような安心感?があった。1789の期待度も上がりまくった。
こっちゃんは感情歌い上げソングより、感情爆発ソングの方が似合うような(私見です)
そして鬱々青年で、私には結構、初な純真な青年にみえて、くらっちも安定の(笑)貞淑な妻感だったので、めちゃなんか、色っぽいというか、背徳感があった。聖職者になりたかったジュリアンの苦悩もちょっと感じたり。(聖職者になりたかったのは、それしか成り上がる方法がなかったからか…と思うとちょっと印象も変わるけど)
あまりこっちゃんジュリアンからはドロドロした野心は感じず、赤と黒未履修者的には、ただただルイーズへの愛に苦しむ不幸な青年に思えてしまった。よって、マチルドに鞍替えするジュリアンに、おいハッってなった2幕。え?私、見方間違ってる?

ルイーズ・ド・レナール@有沙瞳さん
くらっちはですね。ほんと芝居が上手いよね~。くらっちの表情が、薄いメイクと相まってなんともいえず良く、艶かしく。それなのに貞淑な妻感。貞淑な…ってなんやねん真顔男の妄想の遺物では?っていつでも思うけど。
でも、そういう繊細な役づくりができるくらっちが、ほんま好き照れ
そして、くらっちのパンチのある歌声がまた良くてですね。くらっちは、デュエットやオフ(舞台上ではないの意)では、あんなに、宝塚娘役然としてて男役さんが輝くように存在します感があるというのに、ひとりで歌うときの、ついてこいや!的な無双感が私は大好きです。(全力で誉めています)

マチルド・ド・ラ・モール@詩ちずるさん
うたちは、今めちゃくちゃ気になってる若手娘役さんです。ひそかに俺たちのうたち呼びしてます。それなのに、コロナでチケット獲得技術が鈍りまくり、生ではほぼ観れていません。
で、そのうたちですけど、めちゃ上手すぎなんですけどあんぐり可愛いすぎなんですけどキューン
なんなんだ!あの退屈ソングはラブラブ
衣裳も抜群に似合ってて、細くてちっちゃいうたちが、めちゃ力強く「退屈ー!退屈ー!やってらんねーぜ(意訳)」って歌うの笑
うたちはお芝居も上手くてですね、ジュリアンに全力で恋しているのが伝わるし、それが愛に変わっていくのも分かる。ただの貴族の令嬢ではない、ボニファス・ド・ラ・モールに通ずる気高さをマチルドにも感じました。

ジェロニモ@暁千星さん
ジュリアンの友人で歌手(エンターテイナー)
ストーリーテラーで舞台出ずっぱりなありちゃん。いや~ありちゃん、ありがとう。未履修者に分かりやすく事の次第を教えてくれる笑
そのありちゃんがまぁ~カッコいい目がハートダイナミックな身体の使い方といい、ダンスの上手い人のダンスって、こんな感じ!を観た~。
あとやっぱり、ありちゃんといえば声量!声でかいけどうるさくない、心地よい。
つか、メイン4人が特に声量オバケやったから、めちゃくちゃロックやった。ロックは声通らんとね。
ストーリーテラーとして、物語の世界とこちらの世界を行き来してて、出ずっぱりのなか存在感の出し方はさぞ難しかろう…なのですが、いい塩梅やったよ!(謎に上から)

長くなってきたので、ここからひとこと

ラ・モール侯爵@英真なおきさん
じゅん子さん、好き~。お芝居しまる。暖かみのある声が染みる。
ムッシュー・ド・レナール@紫門ゆりやさん
いやぁ、ロイヤルやった。あんなに夫人が似合ってたのに(冬霞)、髭も似合うってどういうこと?
ムッシュー・ド・ヴァルノ&ヴァルノ夫人@ひろ香祐さん&小桜ほのかさん
上手い人かためるよね~。ヒーローもあいこちゃんは、なんでも上手いから、めちゃくちゃ見応えあった。
ルージュ&ノワール@希沙薫さん&碧海さりおさん
ロミジュリの愛Wキャスの二人が、赤と黒に。2人とも見た目はグレーで死みたいだったけど(ヘアメイクだけそれぞれ赤と黒)
赤担当きさちんはとにかく目を引く。華がある。黒担当ちゃりおはダンスがきれい。ということで、分かりやすく期待の2人なので、大事にしていきますって感じでした。(星ってなかなか人材豊富だねぇ。だってガンガンきてるあまとに稀惺くんが下にいるんやもん。本公演、役足らんよな)

というわけで、全体的に、こんな古典もロックにしちゃうのか!っていう、新たな宝塚を観たような、でも、そろそろこれも定番になりつつあるのかと思うような、そんな感じでした。(どんな 笑)

人事の話をしたいわけではないけれど、こっちゃんの型を極めていこう感がして、こっちゃん、長期やなって思ったよ。(あ、みんなそう思ってるか。)

観劇レポはこの辺にしまして。

あのね!ルルさんと久々に観劇したの~。
もう、何年ぶり??
私、元々土日しか観劇できない&コロナで期間限定観劇(仕事調整してから観る。未だに行動制限受けてるオエー)だったから、全然観劇かぶりができなかったのね。それがたまたま、今回ご縁を頂いたことで一緒に観れまして。

お茶~観劇~感想語り飛び出すハート
もう、めーーっちゃ楽しかった~ラブラブラブラブ
ぼっち観劇だって楽しいけど、やっぱり同じ熱量って大事キラキラ
コロナで鈍ったチケ取り技術を磨き、リハビリせねばと思った1日でした。幸せニコニコ

ではまた➰👋