手術は3月11日の9時~でした。

朝6時頃

看護師さんがスポーツドリンクのような紙パック飲料を2つ持ってきてくれて

7時までに飲むように言われていたので

早速飲みほしました。

その後、手術着に着替えてスタンバっていると

8時半頃、旦那が来ました。

離れて暮らしている下娘も来ることになっていたけど

来なくて

手術が終わったら妹に連絡してもらおうと思っていたのに

慌てて上娘にメールをしました。

看護師さんがお迎えに来てくれて

歩いて手術室へ行きました。

手術室の扉の前で後ろからついてきてくれた旦那とバイバイし

手術室へ入っていきました。

手術台へ横たわると

「手術は初めてですか?」と主治医。

「はい、ドラマみたいですね」と言うと

「阿部ちゃんみたいなイケメンはいませんがね」と主治医。

(確かにイケメンはいない・・・)

そして麻酔へ・・・

とここで麻酔医が看護師に

「○番の針は怒りを覚えるぐらい痛い」と話していて

(えっ、そんな痛い針を今から刺すの!)

「大丈夫ですよ、刺すのは△番の針ですからね」と看護師。

初めて手の甲へ針を刺され

いよいよ麻酔薬を注入・・・

それが痛くて痛くて

「いったーい」と叫んだのですが

そこから記憶がありません。

「終わりましたよ」の主治医の声で目覚め

と同時に脇の痛さに気付き

(脇痛いー!!)

でもまた眠りにおちてしまったのでした。

で、はっとまた起きたときに

「お部屋に戻りますよ」と看護師さんの声が・・・

部屋に戻る途中で

気持ち悪くなって吐きそうになりましたが

次気が付いた時には部屋で寝てて

「今手術の時の帽子をかぶっているんですけど

この茶色い帽子に替えましょうか?」との看護師さんの声。

声が出なかったので

左手でピンクの帽子の方を指し

看護師さんにかぶらせてもらいました。

そこからもウトウト眠っていたのですが

目覚めると

旦那と下娘と妹の姿が・・・

(妹?来てくれたんだ!!)

私が目覚めたのに安心して

皆はすぐに帰っていきました。

そこからが長い長い時間との闘いでした。

右手は右腕は怖くて動かせなくて・・・

頑張って左手でメールを打ったりして・・

点滴と導尿とドレーンの管が繋がっているし

右脇、右腕、右胸が痛くて

寝返りもできません。

でも看護師さんに

「身体を動かさないと床ずれになりますよ」と言われ

頑張って少しずつ身体の向きを変えたりしてました。

手術後昼間眠ってばかりいたので

その夜は目がさえてなかなか眠れず

睡眠薬を点滴してもらって

やっと眠ることができました。