個人レッスンとサークル  

2014-03-27
 

こんにちは

 

各地から桜の便りが聞こえてきますね。

今日の東京は小雨模様。少しだけ肌寒いです。

 

皆さま、お変わりございませんでしょうか?

 

本日は、自由が丘住区センターでのサークルでした。

 

サークルの前に、個人レッスンをさせて頂いているKさん。

 

とても几帳面な方で、

以前は「ちゃんと家事をこなしてからでないと

ピアノの練習を始められないんです。

だから練習するまでに疲れちゃって・・・」

とおっしゃっていました。

 

ところが今日お話しを伺ったら

 

「先生、私ね、朝ごはんの後、

お茶碗をすぐに洗わないで水に漬けたまま

まずは練習することにしたんです!

 

お昼ご飯の後に、まとめて洗えばいいと思って。

 

あれもこれも完璧にしていたら疲れるので

これからは好きなことをするためには、何か手を抜こう!

と思えるようになりました。」

 

と嬉しそうにおっしゃいました。

 

先日、近所にお住いの娘さんがKさんのお宅にいらして

「あら!お母さん、お茶碗洗っていないじゃない!?」

「いいのよ!水に漬けとけば!」

 

以前はそんなことを言うようなお母様ではなかったので

娘さんは、その変化に驚いていらっしゃるそうです。

 

そんな変化のお陰でしょうか?

練習時間が増え、面白いようにどんどん曲が弾けるようになっています。

また次回のレッスンが楽しみです♪

 

 

個人レッスンが終わり、サークルが始まりました。

 

昨年の春に、府中からこちらに引っ越して来られたHさんが

キーボードの準備をしながらお話ししてくださいました。

 

今も府中にお住いの、5年生の女のお孫さんのことです。

以前は、お孫さんとの関係があまり良くなく

Hさんが話しかけても

会話が弾むことがなかったそうです。

 

お孫さんが習っているピアノ教室に連れて行っても

「おばあちゃんは入ってこないで!」

と目の前でドアを閉められてしまう状況。

きっとHさんは淋しかったのでしょう。

 

ところが、Hさんがピアノを習うようになって

共通の話題ができたことで

お孫さんと楽しく会話ができるようになったそうです。

 

「この前は、『おばあちゃん、連弾しよう!』と言われたんですよ。」

とキラキラとした満面の笑みで、素敵なお話しを聞かせてくださるHさん。

 

他のメンバーさんたちも、目を細めて「よかったですね~!」

と声をかけていらっしゃいました。

 

月に2回のサークルで

お一人お一人のドラマの一片を聞かせて頂けることの有難さを

今日も実感でき、感謝の気持ちで胸いっぱいでした。