パキシル錠

 

主成分

パロキセチン塩酸塩水和物(Paroxetine hydrochloride hydrate)

 

開発過程

イギリスのグラクソ・スミスクラインで開発されたSSRIである。

商品名パキシル(Paxil)で発売されている。

日本では2000年11月に薬価収載され、販売が開始された。

 

抗うつ・抗不安作用

パロキセチンは、脳内セロトニン神経系でセロトニンの再取り込みを阻害することで、セロトニン濃度が高まり、神経伝達能力が上がる。その結果、抗うつ作用及び抗不安作用を示すと考えられる。
・憂うつな気持ち、突然の激しい不安、強迫観念、人前での過度な緊張などの症状を改善
・うつ病・うつ状態
・パニック障害
・強迫性障害
・社会不安障害
・外傷後ストレス障害の治療に用いられます。
 
用量くすりのしおりより引用
・うつ病・うつ状態:通常、成人はパロキセチンとして1回20〜40mgを1日1回夕食後に服用します。1回10〜20mgから服用を始め、原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量されますが、症状により1日40mgを超えない範囲で適宜増減されます。
 
・パニック障害:通常、成人はパロキセチンとして1回30mgを1日1回夕食後に服用します。1回10mgから服用を始め、原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量されますが、症状により1日30mgを超えない範囲で適宜増減されます。

・強迫性障害:通常、成人はパロキセチンとして1回40mgを1日1回夕食後に服用します。1回20mgから服用を始め、原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量されますが、症状により1日50mgを超えない範囲で適宜増減されます。

・社会不安障害:通常、成人はパロキセチンとして1回20mgを1日1回夕食後に服用します。1回10mgから服用を始め、原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量されますが、症状により1日40mgを超えない範囲で適宜増減されます。

・外傷後ストレス障害:通常、成人はパロキセチンとして1回20mgを1日1回夕食後に服用します。1回10〜20mgから服用を始め、原則として1週ごとに10mg/日ずつ増量されますが、症状により1日40mgを超えない範囲で適宜増減されます。
 
用法

・効果があらわれるのに通常2週間前後かかります。効果があらわれても服用を続ける必要があります。

・飲み忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近いときは1回とばして、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

・誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

・医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。突然服用をやめたり、薬の量を減らしたりすると、めまい、吐き気、発汗などで我慢できない症状があらわれることがあるので、絶対に避けてください。

 

副作用:参考 パロキセチン Wikipedia
・嘔気(投与初期に出現、多くは2週間程度でおさまる)
・傾眠(日中の倦怠感)
・口渇
・めまい
・便秘
・頭痛
食欲不振
 
重大な副作用:
・セロトニン症候群(錯乱・発熱・発汗・震え・痙攣・ミオクローヌス)
・悪性症候群(体の強い硬直・じっとして動かない・震え・意識がはっきりしない・発汗・高熱)
・錯乱、幻覚、譫妄、痙攣
・肝機能障害(黄疸)
 
離脱症状
めまい
・知覚障害
・睡眠障害
・激越
・不安
・嘔気
・体の震え
・発汗等(頭がシャンシャンする、耳鳴りなど)
・うつの再来(揺り戻し)
 
保管方法
乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
 
商品名:
Paxil…日本、アメリカ、カナダ、ブラジルなど
Seroxat…オーストリア、ギリシャ、イスラエル、ポーランド、ポルトガル、イギリス、中国などAropax…オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、ブラジルなど
Pondera…ブラジルなど 
Deroxat…スイス、フランスなど 
Paroxat…ドイツなど
Cebrilin…ラテンアメリカなど
 
錠: 5mg /10mg / 20mg 
日本国外では40mg錠などもあるが、日本国内では使われていない。また、各社から後発医薬品も販売されている。
gskからパキシルCR錠の製造販売承認を取得したことが発表された。
 
 
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