前からずっと観たかったテレビドラマ「恋せぬふたり」を全8話一気観した。高い評価のとおりとても良い作品だった。一気観するようなドラマは作品世界に入り込めて集中できる。それだけ演技力や構成が素晴らしいときにそうなる。

主演の高橋一生さん、素敵な役者さんで出演している直虎や岸辺露伴も好きな作品だ。


さて、離れていても家族(仮)という理想のカタチで何にも縛られない自由と幸せを手に入れたふたりの人生、素敵なエンディング。

ワタシも自分の人生でいろいろなことを自分で選択して決めてきた。

中にはとてつもなく大きな決断をしたことも幾度かあった。それらがあって今のワタシがいる。


ある人の誕生日を一緒に祝ったのは何回あったのか、ふと思い返してみた。

1、2、3、4、5回。

それだけしかなかったのか。

それなのに毎年その誕生日が近くなると、どこでどうしているのかとアタマをよぎるのだ。

お互い別の時間を生きて家族を作っている。

たまに、ほんとうに一瞬だけど、6回目もその先も誕生日を共に過ごす道を選んでいたらワタシは今どうしていただろうかと想像する。

今朝見た夢の中でその人はまた遠く遠くへ消えていった。