25 Apr- 7 May 2013


午前0時を回り羽田発Air FranceJALコードシェア便で飛ぶ。パリ経由便(乗継時間55分)が案の定乗れず、2時間後の次便に振替えられて、Scotland Edinburgh空港に到着したのは現地時間の4/25 午前11時だった。


1日目、Edinburgh市内散策
旧市街と新市街の街並みが美しい。


このようななんとかCLOSEという所だらけだ。建物と建物の間に現れる細い抜け道のような洞窟のようなかんじ。地下に通じていたりして大変興味深い都市構造になっている。
どこからかBagpipeの音色が聞こえてきた。その方向へどんどんと足が向かって行く。音源が近くなるにつれ大興奮でやっと念願の街頭Bagpiperに出会った。嬉しくてしばらく聞いていた。
現地集合にしていたオージーの友人夫婦と合流してPubで Fish&Chipsとビールの夕食。長い4/25が終わった。                  
2日目、朝から晴天でも寒い。昨日歩いてEdinburghまで行ったのでこの日は電車初挑戦。切符の買い方がわからず。苦戦。結局券売機は諦めて窓口で購入した。買えなった原因は、駅名が出てこなかったからで、Waverleyという駅名ではなかった。窓口でEdinburghと言うと買えた。旧市街の中心の通りRoyal Mileは賑やかで観光にはぴったり。この日は一日中よく歩いた。

3日目、この日もEdinburghへ。スコットランドの電車は週末も本数があって時間も正確だったことにAussie夫妻は感心していた。Edinburgh castle に入城し、広い城内を見学した。城からの眺めは良かった。                 

旧市街と新市街を散策して、この日は
Underground City of the Dead Ghost Tour
に参加した。建物の外壁がおもしろいのに、入り口から入った先は本当に闇の世界だった。  

不思議な空間が確かにあった。このような場所で当時生活していた人々がいたことが信じられなかった。                                                                再びRoyal Mileへ

19時からEdinburgh Castle でMilitary Tatooの(m
ini review)縮小版が始まった。        

滞在3日間で偶然開催日にあたっていて観ることができて大感激。是非8月に開催される本番のTATOOが見たくなった。            

4日目、この日はEdinburghからGlasgowへの移動日。午前中にAus夫妻がEdinburghへレンタカー手続きと車の受取りに行っている間、12:00まで時間があるのでバスでEdinburgh Zooへ行ってみた。上野動物園でしか生パンダを見たことがなかったので、まさかこちらにいるとはびっくりだった。パンダ好きとしては見ておきたくなった。     

タイミングよく到着したので、お客さんが少ない内に真正面からゆっくり見ることができた。  
ホテルに12時前に戻り、いよいよレンタカーでのスコットランドほぼ一周の旅が始まった。EdinburghからGlasgowは車で1時間位だが、道路事情と右ハンドルは同じでも、初めての国で慣れない道を長時間運転する友人に感謝。グラスゴー到着後、kelvingrove Art Gallery & Museumへ行った。   

5日目、大都市Glasgowでは観光らしいことは時間の都合でできなかったのでちょっと残念。サッカーも有名な街のようだ。1泊だけしたホテルをアウトして、次の目的地Obanへ移動した。ローモンド湖 Loch Lomond観光の拠点でまずは情報収集。この日は少し風もあり晴れたり曇ったりで寒く、日本の真冬の服装だった。寒すぎてローモンド湖観光船はやめて湖周辺散策にした。遠くに見えた雪化粧の山はBen Nevisという山で、イギリス諸島の最高峰なのだとか。                 

Loch Lomondを後にして湖畔をぐるりとドライブした。Obanまでの途中、スコットランドの壮大な谷の自然を目の当たりにする。険しいドライビングコースでワタクシの体調にちょっとした異変が。苦しみながらも外の遺跡などを見る。青白い顔でOban に着いた。宿に荷物を置いて早々にOban市内散策へ。すぐ近くにWhisky distillery ウィスキー蒸留所があった。           

6日目、朝から晴天でボートクルージングに最適。11時発のSeal Colony Boat Tour に参加。ボートからはアザラシのコロニーが見えた。


ツアー後はseafood stand でその場で剥いて出してくれる生牡蠣を食べた。1個 £0.8と安い!おいしくて、今でももう一度行きたいと思う。


素敵なObanを離れInvernessを目指す。この日も結構な距離をドライブになった。途中、ネス湖に面した Urquhart Castle アーカート城 に立ち寄った。


Inverness では3泊した。Invernessの街は美しかった。


7日目、スコットランドの旅も折り返しとなり、AUS夫妻との旅が終わってしまうことを考えたら悲しくなる。日本を出てから毎日よく歩いて食べて写真を撮って仕事のことなんかすっかり忘れ去っていた。このまま夫妻と一緒に南下して英国一周の旅ができたらどんなによいだろうと思った。

Hotelの朝食は4種類から選べるのでうれしい。
Highlanderを選ぶと小さいハギスHaggisがついている。Islanderを選ぶと開いた薫製ニシンKipperがメインとなっている。あとはAmericanとContinentalがあった。Highland House of Fraser Kiltmaker Visitor Centre では、タータンのお土産も充実していた。この時期、黄色の花(ラッパ水仙 Daffodil)が至る所で満開で大変きれいだった。Inverness castle の周りにはうさぎがたくさんいた。  


午後は車でCulloden Battlefieldへ。


8日目、この日は車でいろいろな所を廻った。

朝10時前にCAWDOR CASTLE到着。次に向かったのはFORT GEORGE は、モレイ湾に面した要塞。


夕食は、地元PubでおすすめのCullen Skink (Scotland 伝統スープ料理を食べた。Lentil Soupもたびたび試したがこのスープはまた味が違った。

9日目、スコットランドで2回目の週末。   
途中でSPEY BEY スペイベイを廻って行った。
寒すぎてイルカがくる気配がない。
ディスカバリーセンターで記念にポストカードを買った。車はKeithに到着。ここでAUS夫妻は車で到着地に先回りするのでホームで手を振って見送ってくれた。楽しみにしていたキース・ダフタウン鉄道  The Keith&Dufftown Railwayに乗った。車掌さんもハイランダーの格好。発車してまもなくスコッチウィスキーとショートブレッドが乗客に振る舞われ、うれしいサービスだった。          

48分間の列車の旅は楽しかった。

Dufftown駅ではAUS夫妻が先に待っていてくれた。スペイサイドウィスキーの町 Dufftown
Glenfiddich Distilleryに行ってみた。

見学ツアーは満員で、試飲とお土産だけ買った。宿は今回の旅程で1番豪華な所だった。kildrummy Castle Hotel というお城ホテルに泊まった。
ディナーもちょっと贅沢をした。

10日目、朝から良く晴れて絶好のお城日和。

庭に集まってくる小動物たちを眺めながらホテル周辺を散策後、再び長閑な丘陵地帯を走る。

次のお城に到着 Craigievar Castleは丘の上に建つ可愛いピンクの城



次にAberdeenへ移動した。久しぶりの都会。

Aberdeen市内散策を駆け足でした。
花崗岩の街と言われているように統一されたきれいな街並みが印象的だった。

11日目、Aberdeenから海岸線に出る。
ため息が出るくらい美しい海岸線の風景

次回はそこを走る電車の旅もいいな。DUNNOTTAR CASTLE が見えてきた。なんていうロケーション観光客丸出しでも写真を撮りまくり。

Bagpipeの音色が風に乗って響き渡っていた。

今回の旅でベスト5に入るシーンだった。まるで天空の城ラピュタのよう。廃墟の隙間から見える空がきれいで見ていると時間が止まるようだ。
廃墟になってもなぜか美しい。いつまでもここにこうして建っているなんて。

ここに住んでいた人は毎日この城の窓からこの景色を見ていたのだろう。私もこの景色が見れてよかった。城の方にいてもかすかに聞こえてきたBagpipe  ありがとう。素敵なお城だった。
途中にForfar,Perthの街を通り、ようやくStirlingに到着。お城が見えた。

夕食は、Stirlingの ローカルに人気な感じのPUB Nicky-Tams Bar &Bothy で、ここのSteak&Ale Pie を食べた。とてもおいしいかった。Aus夫妻たちと翌日お別れなんて。この11日間毎日が楽しかった。もっと続けたいな、この旅。と旅の間ずっと思っていた。            

12日目、長いようで今となっては短すぎる12日間スコットランド周遊の旅。Stirling Castle散策後、Edinburghに戻ってきた。旅の最後にみんなで写真を撮った。その写真は笑っているけど頑張って笑おうとしただけ。泣きたくなるので別れ際はハグしてパッとお別れした。         
本当に2度とないくらい素晴らしい旅だった。