こんにちは。

 

この1月は、風雨続きでちょっとげんなりしています。

 

今日も夜中から降り続く雨。

そんな朝、パパが8歳の長男を学校に送ったとき、こんなことを言っていたみたいです。

 

走るのが速いって決めるのは僕。

サッカーがうまいか決めるのは他人(ひと)。


 

 

なんだか大人びた言葉。

 

妙にジーンときたので、オランダサッカーの話題を交えながら、長男のサッカー人生(大ゲサ!)を振り返ってみたいと思います。

 

 

 

 

長男とサッカー

5歳からスタートできる、地元のサッカークラブに所属しています。

 

早いもので4シーズン目になるんですね。

 

元々サッカーが好きだったわけではなく、理由はふたつ。

  • パパがサッカーを続けてきた。
  • 体力を持て余している。
 
別に5歳になる年からスタートしなくてもよかったわけですが、小さい時から体力だけは人一倍あって、持て余した体力の発散先として、
 
「フィールドを走り回らせるのが好都合」
 
ってことになったわけです、笑。
 

 

オランダのキッズサッカー

オランダのサッカー協会はKNVBと言って、1889年に設立されました。

*日本のサッカー協会JFAは1921年。

 

1904年にFIFAが設立された当時から名を連ねている8協会のうちのひとつ、だそうです。

 

そのKNVBがオーガナイズするアマチュアリーグは、5歳からお年寄りまで老若男女問いません。

 

最初はUkkie(ウッキー)という1年目で、その後、

JO7 → 7歳になる年齢の子のグループ

JO8 →  8歳になる年齢の子のグループ

というように、年齢ごとにグループ分けされます。(これがまた曖昧だったりするんですが)

かつ、そのグループの中で、JO7-1からJO7-5くらいまで、レベル分けされます。

JO7-1やJO7-2と、末尾に1か2のついたチームがいわゆる「選抜チーム」という括りになります。

 

長男は現在、JO9-2。

つまり、9歳になる年齢の子のレベル2のグループ、選抜チームという位置づけです。

 

そして、11人制サッカーではなく、まだまだ普通のフィールドの4分の1でプレイする6人制サッカーです。

 

 

 

長男のサッカー好き度

そんなこんなで、好きでもないのに始めたサッカーですから、6歳で日本語補習校の通学もスタートすると、途端にやる気が落ちたりなんかして。
 
なんせ、選抜チームに入っているので、練習は週3回、17時から1時間。
土曜の朝は8時集合とかで1時間リーグ戦の試合。
 
つまり1週間に計4回もサッカーをやることになっているわけです。繰り返しますが、特別好きでもないのに、笑。
 
同じチームの子たちは、サッカー大好きな子が多く(当然?!)、
パリサンジェルマンのエムバペ(オランダではこう呼ぶ)の話題になったり、かの有名なロナウド選手のゴール後のポーズをコピーしたりと忙しいのですが、
我が子は他人のサッカー観るよりゲームする方がいい訳です。
 
 

 

長男のサッカーうまい度

「好きこそモノの上手なれ」という言葉通り、情熱のある子はボールに向かう真摯な気持ちがあるので、うまくなりますよね。観ていても、ガッツがあって、「なにクソゥ」とボールや対戦相手に向かっていく姿は感動します。

 

私からみると、長男のサッカーレベルはうまいと評価を下せるのものではありません!やっぱり気持ちがのっていないと感じることもあります。

 

 
それでもなんだかんだ雨の日も風の日も続けているのは、
「サッカーがうまい」
という褒め言葉をたびたびもらうせいなのだと私は思っています。
 
例えば、公園に行ったら年上の子たちがサッカーをしている時、その仲間に混ぜてもらうと、
「サッカーうまいね!」
と褒められるそうです。
学校や友達の親の間でも、「サッカーがうまい子」というラベルがついています。
 
「ゲームがうまい」と言われる方が調子に乗りそうですが、サッカーで褒められる分には、たいして好きじゃないことが功を奏して、天狗になるわけでもなく、ただモチベーションと自信になっているのでしょうね。
 
 
 

 

パパと長男とサッカー

パパはサッカーを子供の時から続けてきた人なので、パパはサッカーに愛着があります。

 

「もうサッカー辞めたい。学校終わったら友達と遊びたい」

 

というと、

 

「サッカーが大して上手でないのであれば、辞めてもいいよ、って言いたいんだけど、曲がりなりにもいい線行ってプレイしてるから、がんばろうよ」

 

と背中を押しています。

 

それに、泥にまみれてサッカーしてきたパパとしては、こんな環境でサッカーできる子供たちがとってもうらやましいとかなんとか。

 

 

サッカーとYoutube

それに、実は、パパは息子の成長記録も兼ね、土曜日の試合のムービーを撮っては、夜な夜な編集して、Youtubeに投稿しているんです。

文字通り、「夜な夜な」やっています。

 

それがこちら!

 

 

 

 

このムービーも溜まってきて、何本あるんでしょう。

現在のチームメイトはオランダ人5人、ボスニア系1人、エジプト人1人、日本人1人。

 

 

 

オランダサッカーについて興味のある方は、いろいろ答えてくれます。

パパ連絡先
s80rn10r@gmail.com

 

 

サッカーがうまいか決めるのは他人

そんなこんなで、長男とサッカーの関係性はまだまだ揺るぎない絆にはなっていません。

 

長男としては、

走るのが速いのは、その場で決着がつくため、自分でよくわかる様子。

 

けれども、サッカーに対しては、それほどの執着がないのにそこそこいい線行っているから、自分ではなんだかよくわかってないんでしょうね。

その感じが、今朝の「サッカーがうまいか決めるのは他人」という言葉に非常によく表れているのかもしれません。

 

パパの編集してくれたムービーを見るのは好きで、ああすればよかったのかな、とか、もっとこうすればいいよ、などをパパと客観的に話し合っている時もあります。

うまいプレイをする子には、「ルカはああいうまわり込んで蹴るのが本当にじょうずなんだよ」って一丁前に褒め称えています。
 

 

新たなスポーツ、バドミントン

昨年12月でプールのディプロマを6段階とり終えたので、今年から新たにバドミントンを習い始めました。

 

これは、学校の体育の授業で楽しみを覚えた長男が、プールが終わったら習いたいと数ヶ月言い続けていたので、始めることになりました。

 

火曜日の18時から1時間半。

 

さて、どうなることでしょう。

 

私としては、サッカーで1位になってくれ、とも思わず、ただただ、「大人になっても好きでいられるものを見つけてほしい」と切に願っています。