先日、息子の友達の家にお呼ばれし、お茶をした時のこと。
お家は我が家と近いのですが、なかなかのビッグなお家で。
近頃のオランダ住宅の流行りだと思うのですが、4階建て+屋上+庭です。
日本の狭小住宅の4階建とは違い、1フロアはかなり広く、60平米くらい?!
大きな家具をでんでーんと置いても、子供たちが走り回る余裕があります。
お友達のママはなんとか省で建築士として働いているそうなので、そりゃもうしっかりしたお家に決まっているのです。
パパもTUデルフト大学で建築関連を専攻し、マスターも取得しているので、お家の中まで細部にこだわりが見られました。
我が家は、日本から移民でポンっと入ってきた一般人の中の一般人なので、どういった手土産がいいか考えたのですが、たい焼きにしようとすぐに決まりました。日本カルチャーの紹介にもなるし、オランダには珍しい食べ物かなと思って。
実は、半年ほど前に、ハーグにたい焼きやさんがオープンしたのです!日本人のかたが経営されているので、味は間違いない!
見てください、愛らしいお顔たち💛
たい焼きがメインですが、お好み焼き、おはぎやお餅など遠く離れたふるさとの
味が手に入ります、涙。
お店の名前は、「Tokyo Taiyki Story」さんです。
Bleijenburg 27, 2511 VC Den Haag
さて、そんなこんなで、できるだけ出来立てを持っていけるよう準備して、温かいままで持っていきました。
それでも、蒸気でふにゃふにゃになってしまいました。皮はパリパリがおいしいので、わざわざフライパンで少し焼いてもらいました。
・あずき
・カスタードクリーム
・チョコクリーム
・抹茶クリーム
・チーズ&ソーセージ
それぞれのフレイバーを2個ずつ持っていったので、8人に対して10個用意。
私はあずきを独り占めしたかったけれど、みんなでいろんな味を試せるといいな、と思ったので、カットしてもらい、シェアできるようにしました。
すると、テーブルに用意されたたい焼きたちを見て、息子が・・・
「ママ、これ、おいしくなかったやつ」
と私のところに来てボソボソ話します。
そうなんですよ、先日、あずきのたい焼きを食べてみた息子は、あまり好きではなかったそうなんです。
めーっちゃめちゃ美味しいんですよ!!!!
2個でも3個でも食べたいくらい。でも、まだ7歳の息子には、この絶妙な甘さのおいしさが伝わらないのかな〜なんて思っていました。でも、ありがとう、君の分まで母さんペロリ。
ということで、何も知らない息子のお友達は、まずチョコクリームを食べて、ペロリ。
もっと食べたい、と次に手に取ったあずきをひと口。
・・・
お皿に戻した!!!!!
私的には、この文字くらいの衝撃ありました。
そして、目の前に座っているお友達のパパ。
抹茶クリームが日本オリジナルのものと聞き、試してくれました。
一口食べて、
「う・・・うん、おいしい」
でも顔はそんな感じじゃない。
その抹茶クリームを皿に置いて、分かりやすいカスタードクリームを食べ始め、
「んーおいしいっ」
抹茶クリームは一口かじられたまま、皿の上でちーん・・・
そのままあまり食が進まず。残ったたい焼きちゃんたちの運命を偲ばざるをえませんでした。
ごめん、たい焼きくんたちのせいじゃないの。
「食べないなら、持ってかえるよ〜」って言える間柄ならよかったんですけどね。
たい焼きやさんからの情報だと、チーズ&ソーセージがローカルの方には人気そうです。
私の大好きなネタですが、オランダ人の友人とラーメンを食べにいった時に、
「味噌ラーメン、醤油ラーメン、塩ラーメンの違いはスープの色でしょ」
って言われました、笑!
味はおんなじだそうです。
今度から、私の大大大好きなあずきのたい焼きは、オランダ人に差し出すのではなく、自分で存分に味わうことにします♪