私は末日聖徒イエス・キリスト教会でバプテスマの儀式を受けて以来、教会で勧めている先祖の探求の為に色々調べてきました。

 

最初は市内の一つの墓においてどの姓の墓石が多いのか調べる事から始まりました。それによりその地域に昔から住んでいる家系がある程度判るからです。

 

市内全部の墓を調べるのも今考えるとすごく要領悪いことでした。

 

それから神の導きを受け、大きく舵がきられて、要領良く自分の先祖だけのことではなく、日本人全体的な先祖について知るに至ることが出来ました。

 

舵をきられる時にちょっと考えていたのは日本人と共に古代から存在している神社(神社神道)について調べていけば何か判るのではないかということでした。

 

そんな時、同じ教会の支部の教会員Aさんが出版されてまもない飛鳥昭雄さんと三神たけるさん共著の『神武天皇の謎』という本を紹介してくれました。

 

(当時はAさんも私も飛鳥昭雄さんが同じ教会の教会員だとは存じていませんでした。後年になって知りました。)

 

その本の中に神武天皇を昔の人が描いた絵が記載されていました。

 

 その本の絵を見た時には特に挿絵程度にしか印象になかったんですが、それが何故か強く記憶に残っていて、最近、約25年かかってようやくその絵の意味することに気付くことに至りました。言い換えれば「気付き」という神からの啓示により神から教わったといことです。アホな私の頭では永遠に理解出来なかったでしょう。

 

 

 

 

 

 

 この写真は民家で祝日に掲げていた御存知日の丸の旗(日本国旗)です。

 

この旗の意味することは「日の丸」、つまり太陽です。

 

 何故太陽を日本国の象徴としているのか?

 

恐らく多くの人は聖徳太子が「日出ずる国・・・・」と述べたことからのことかと思うかもしれません。それも結論から言えば間違いではないと思います。

 

直接的にはそれは古事記、日本書記という2つの古代の歴史が記された神道の聖典による引用であることと関係していると私は気付きました。

 

 古事記と日本書紀(記紀)を神道の聖典と述べましたが、世の中では、戒めとして「〇〇しなさい!」とかその中では記されていないから聖典ではないと考えている人も多いようですが、私的には明らかに聖典であると解釈しています。

 

 そもそも神道は宗教ではないと主張する方もおりますが、外国人から見ると明らかに宗教です。神を祀った神殿を建ててそこで専門の方(宮司や神主)により祭祀(儀式)を行われ、多くの国民が正月には初詣(参拝)し、拝殿前において見えない相手に対して手を合わせて祈っています。

 

 飛鳥昭雄さんと三神たけるさんも様々な著書で述べているように神道とその土台に据えている陰陽道には表と裏があり、表神道は皆さん御存知の神道であるので聖書やモルモン書のような事細かい戒めは記されておりません。それはあくまでも「表」であるので言わば「仮り」「代用」のものです。だから裏神道、裏の陰陽道というものがあり、それには戒めも沢山記されているものと察します。

 

 私の調べでは飛鳥時代の終わりから奈良時代の始めにかけて裏の陰陽師によりそれまで行われていた裏神道が聖徳太子こと厩戸の皇子の命令により陰陽道の術により封印されて現在に至っています。

 

何故封印したのか?

 

その答えは特に現代の日本人のみならず世界中の人々のイエス・キリストへの信仰を試すこと、聖遺物を隠し守る為、イスラエル直系の12部族を守る為です。

 

 話を戻しますと、市販されている民家に掲げる国旗には何故金玉や白黒縞々色の旗竿が付いているのか?

 

この答えが実は下の神武天皇の絵(事績)にあるんです。

 

 

これについては飛鳥昭雄さんと三神たけるさんが著書にのべているんですが、私独自の解釈も付け加えて紹介します。

 

彼らは金玉が金鵄の象徴であり、旗竿とセットになっており、それらは「八咫烏」の象徴であると述べられています。

 

この絵は古事記に記される今から2683年位前に初代神武天皇が東征のおり、熊野において長脛彦軍との戦いの最中に金色の鳶が舞い降りて神武天皇の持って立てている弓の先に留まった時の状況を描いたものです。

 

「え!?では旗の部分は神武天皇であり、太陽ではないじゃないか!!!」と思われ方もおられるでしょう。

 

そうなんですが、そうでもあるんです。

 

その説明の前に、先に国旗の旗(日の丸)は日=太陽を示していることを述べました。

 

では、見れば子供でも丸いことは判るのに何故、「の丸」言うのか?

 

私が調べた結果、「丸」には神とか平安という意味があることが判りました。

 

口語訳聖書に記される「エルサレム」という単語は「エル」+「サレム」という2つの単語が合わさって出来ていますが、

 

この内「エル」は平安、神という意味であり、「サレム」は都という意味。

 

だから古代の平安京をへブル語に翻訳すれば「エルサレム」になります。

 

この「エル」に相当する古代の日本語が「丸(マル)」なのです。

 

古代の日本語とは紀元前から住んでいる物部氏や海部氏の使っていた言葉。それが今でも使われているわけです。

 

故に、「の丸」と言われる訳は、「日の丸」が単に太陽=日を象徴しているのではなく、日の神=太陽を象徴する神=太陽神を暗示しているのです。

 

神道で太陽神と言えば天照大御神。

 

という事は、日=太陽=太陽神=天照大御神=神武天皇。

 

飛鳥昭雄さんと三神たけるさんは著書の中で籠神社の先代宮司さんから教わった「多次元同時存在の法則」から推理されてこの結論に至っていることを述べてますが、私は別の観点から説明します。

 

(その2)に続く。