おはようございます。
夏に向けてスッキリシリーズ(いつの間にシリーズ化?)、今日は「写経」。
写経は大学生の頃から、年に一度くらいしています。
時々無性に写経がしたくなるという・・・
お寺によっては、飛び入りでもやらせてくれます。
今年は2回目の長谷寺@鎌倉に行って来ました。広いスペースでお庭からの光が清々しく、お気に入りの写経スポットです。日本人らしく「無宗教」、そしてアメリカ人らしく「Oh! Zen, beautiful」なので、信心とは関係なく単純に楽しませて頂いています。そういう人にも門戸を広く開いてくれているところも、ありがたいですね。
写経には、いろいろなものがあります。
王道は、経典を見ながら無地の紙に書き写すことでしょう。
しかし私は驚くほど習字が下手なので、お手本をなぞる方法が好きですし、初心者の方にはおすすめです。
お手本が書かれている紙を下に敷いて、上の和紙になぞることもありますし、最近は、紙に薄く印刷されているものを直接なぞるのが多いようです。
なぞるなら簡単!と思うかもしれませんが、これが、案外難しく時間もかかります。
お寺の方によると、自分流に文字に味を出させてはみ出ることは「仏様の道を外れる」から、しっかり文字の上をなぞるようにとのことでした。また、一文字一文字に仏様が宿っているので、字の途中で墨をつけなおすのも、お体を割ってしまうのでNG。
墨を磨って心を落ち着かせ、一文字ずつ写していき、般若心経で1.5~2時間くらいでしょうか。その間、写経だけに集中して頭を無にしようとするのですが、なかなかどうして、これができないのですね。余計なことをごちゃごちゃと考え、半分くらい進んだところで「も~、なんで何も考えないことができないんだ~!?」と苛立ち、その後も結局頭の中ではずっと言葉を発し続け、修行が足りないと毎回反省します。そして、合間合間に数文字、完全に集中して書けたときは、後から見てもわかります。心乱れたところも、赤裸々にわかります。
まあ、まだまだ修行が足りないですね。
でも、一瞬でも「無」になれたときの感覚は静かでとても気持ちがよいです。
ぜひ、週末何をしようかと時間ができたら、写経も検討してみてくださいね!
手軽にできる丁寧な暮らし
TOMORROW BOX
おはようございます。
すがすがしい朝ですね
昨日はダメダメな様子を書いたブログが思わぬ反応をちょうだいし、驚いております。このブログではコメント機能をつけていませんが、Facebookの方でたくさんの「熟年になればどうせ4時ラーになるから焦らないでいい」とか、具体的なアドバイスとか、体験談とか、笑ってくれたとか、コメントいただきまして、失敗しがいもあるというものです。
さて今日は、忙しい中でもできる食物繊維・便秘対策。
それは・・・日本茶。
煎茶を飲んだ後の、茶殻です。
茶葉の成分のうち、水溶性(水に溶け出る)成分はビタミンBやCなど、約3割と言われ、残りの7割の栄養や食物繊維は、お湯に溶けださず茶殻に残ってしまうそうです。つまり、飲んだ後のお茶殻を捨ててしまったら、せっかくの食物繊維やビタミンA,Eが摂れないということ!
どうする?
そう!お茶殻も全部食べてしまえば、いいんです。
日本の煎茶は葉がやわらかく、機械式裁断されているものは、すでに細かくなっているので、お茶を淹れた後に残った茶殻にそのままぽん酢をかけて召し上がるのもOK。先日のワークショップでは、「おじいちゃんが昔やっていたのを、私はかたくなに嫌!と言って食べなかった。おじいちゃんごめんなさい」とおっしゃる方もいらっしゃいました。まさに、先人のもったいない知恵ですね。ティーパックの茶殻でもOKです。
葉っぱ感が気になる方は、細かく刻んで炒め物に入れてしまうのがおすすめ。
じゃん。お茶殻の「茶~ハン」です(右側)。
普段のチャーハン(左側)にお茶を加えただけで、彩も初夏らしく涼しげになりますね。
青菜感覚で、ハムや葱などの具材を炒めるときに加えるだけです。
ちなみに、余談ですが私は25歳まで料理がまったくできず、チャーハンをつくろうとして、具材とごはんを全部一気に加熱して醤油を加えて、「生焼け野菜と焦げ焦げごはん」にしてしまったことがあります。(そんな私でも、これは手軽にできます)
いただきものの新茶や、お煎茶があったら、ぜひ毎日お茶殻を召し上がってみてくださいね。
食物繊維の効果テキメンで、これから夏にかけておなかからスッキリしていきます。
手軽にできる、カラダと自然にやさしいいこと
TOMORROW BOX
最近、勉強不足を痛感し、今更学校に行く時間もお金もないので、かたっぱしから本を読んでいます。その中で、『「朝四時起き」で、すべてがうまく回りだす』という本をついで買いしたら結構おもしろくて、「よし、やってみるか」となりました。ブログで書くとやる気が出る、ということで、早起きレポートです。早起き・朝活仲間の方、ぜひ情報共有しましょう。
しかし、これがなかなかうまくいきません。
リハビリと思って5時起きから始めたこの二日間。
<初日>
5時 起床。身支度。
5時10分 新聞を広げ、一面に目を通す
5時15分 次女、泣く。授乳。
5時30分 長女、泣きながら起きだす。
そのままベッドに戻らず、リビングでばっちり目覚めた子ども二人と1時間積み木などをして遊ぶ。(ええ、勝手に遊ばせて読み物をすることなんて許されません)
6時30分 夫も起床、通常の朝のルーティンが始まる。
=1.5時間のうち、仕事(?)は5分でした。家族団らんは+1時間
<二日目>
5時 起床。前日の反省を活かして、起きださずベッドの中で本を読む作戦。
5時5分 オイっ!?シーツが濡れてるゾ!?
なぜか長女、オムツをはかずに寝ていてふつうにオシッコし放題。なぜ裸!?
シーツとパットをはがして洗濯、オムツをはかせる
5時25分 ついでに次女のオムツも替える
・・・と、ちょうど次のオムツをはかせるための数秒でウ●チ!
ぎゃ~!幸いタオルの上だったものの、着ているものやタオルやらを手洗い
その間、長女はハイテンション、次女は大泣き
6時 もろもろ片付き、泣き叫ぶ次女の授乳
→そこから、授乳・ウ●チ・授乳・ウ●チを繰りかえす
6時25分 負けるものか、と授乳しながら本を数ページ読む
6時30分 夫も起床し、いつもの朝のルーティン
=1.5時間のうち、仕事(?)はやはり5分。家事時間+1時間
何ですかね~。
子どもたちはセンサーでも付いているのでしょうか?
ふだん、絶対にないような事件を繰り出してきます。(裸で寝ているとか意味不明です)
早起きした分だけ余計な家事と団らん時間が増えているだけのような・・・。
というわけで、まったくだめでしたが、もはやおもしろおかしくするしか自分を鼓舞できないので、ブログで書かせていただきました。
次にこのネタで書くときは、成功体験にできるようがんばります。
しかし、今時点では、早起きして時間を増やすより、少ない時間で効率よく仕事をする方が意味があるように思えてきております・・・。負けないぞ・・・。
なつかしい歌。私は10歳まで父親の仕事の関係でアメリカで育ったので、祖父母たちとは2歳から10歳の間で各2回ずつくらいしか会っていません・・・が、アメリカに父方の祖母が単身で遊びに来たとき、8歳くらいの頃でしょうか、手遊びしながら教えてくれたのを、今でも鮮明に覚えています。茶畑なんて見たこともなかったアメリカ人少女・レイナは、情景を思い浮かべることもできず、「よくわからないけど、速い電車(←新幹線のこと)から見えるもので、きれいなんだろうなあ・・・」と憧れていました。
きっと、こんな情景。こちらは屋久島の八万寿茶園さんの八十八夜の様子。
有名なフレーズは「茶摘みの歌」と言うそうです。
当時は疑問にも思いませんでしたが、八十八夜って…そもそもいつなのか?日本茶インストラクターの上原美奈子先生に聞いてみました。
日本特有の季節の数え方の一つで、 立春(2月4日頃)から88日目のこと。 つまり、5月1~3日頃のことを八十八夜と言うそうです。 霜がなく気候が安定した時期に入ることから 農作業に本格的にとりかかる目安とされていたのだとか。 お茶農家さんは、八十八夜を迎えるまでの3月から4月にかけて、霜がおりないかひやひやしながら過ごすそうです。
そんな八十八夜の頃に摘み取られる最初のお茶は「一番茶」といって、冬の間から溜まったエネルギーをぎゅっと凝縮させていて、その後に摘み取られる茶葉より美味しいと言われています。 また、昔から八十八夜に摘んだお茶は「縁起が良い」 「長生きする」と伝えられてきました。 新茶がおいしい理由の一つに旨味成分のもとである 「テアニン」が豊富に含まれていることが挙げられます。 テアニンは身体へのリラックス効果も期待できる成分。
一番茶のお茶の葉はやわらかくて、急須で淹れた後のお茶の葉にぽん酢をかけて食べるととってもおいしいのです。食物繊維もたっぷり!飲むだけじゃなくて丸ごと食べて、今がまさに旬のお茶のエネルギーを取り込みたいですね。今の時期いろんなお店で見かける一番茶、飲んでみてくださいね~。
嗜好品なので味の好みは好き好きでしょうが、普通の煎茶はスーパーでも買えるので、今回は土づくりからこだわった野性味のあるお茶、珍しい製法を体感できるお茶、伝統の継承、といった観点から、セレクトしました。茶葉はすべて(結果的に)無農薬・無化学肥料栽培のものです。心を落ち着かせてくれるお茶の香りをお楽しみ頂き、「ふつうに」売られている煎茶も楽しみたくなって頂けたらいいな、と思っております。
TOMORROW BOX 6月号からのお届けは5月30日(土)までお申し込み受付中です。
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なぜ社名変更したのか?環境に目覚めたきっかけは?東京、京都に続き、次の出店はどこ?お子さんは入社しない?など、素朴な疑問に池内WAYを熱く語って頂きました。
風力発電のグリーン電力証書を活用した「風で織るタオル」、タオル業界で初めてISO14001と9001を保持していたり、素晴らしい排水施設のある染色工場、オーガニックタオルの先駆者として愛される会社ですが、その方向に向かって行ったきっかけは、意外と、「人」との偶然の出会いだったそうです。排水施設の技術が高いということでデンマークの先進企業の社長と出会ったものの、「技術は素晴らしいが環境に対する姿勢がない」と問われたところから、その社長の影響で勉強をはじめ、一気に徹底していった。その心のやわらかさと不屈の努力が、タオルという製品を通して伝わり、私たちを感動させます。
池内社長ご自身は家族経営の三代目。属性だけ見たら、絵に描いたような、日本の戦後創業された中小企業さんの社長です。でも、お子さんは三人いらっしゃいますが入社はさせていなくて、会社は「タオルを愛してくれる人に継いでもらう」と、後継は社員の中から選ばれるそうです。そのためにも資本構成など今から手を打っていらっしゃる。事業承継で悩まれている日本全国の中小企業さんにとってもヒントとなりそうですね。
ただ品質にこだわるだけじゃない。これからのメイドインジャパンの目指したい姿を感じた2時間でした。池内社長、お体に気を付けて、益々のご活躍を!
今週もおつかれさまでした!午後もがんばりましょう~♪