この前、自分の父について書きました
何人かもういない大切な人がいます

わたしは父を亡くしたあと
すぐにおばあちゃんを亡くしました。

おばあちゃんは18歳で父を生み
20歳そこそこで旦那さんと死別し

その後、自分の子供2人と義父&義母を
養って来たスーパーウーマンです

スーパーウーマンは
4人を養いながら
お家を2軒も建てました

どんなに壮絶だったのだろう
と、今は想像できます

でもおばあちゃんから
愚痴や苦労話は

そう言えば一切聞いたことがない

とても若くて元気なおばあちゃんでした。
おばあちゃんを、みっちゃん。と
呼んでいたりしました。

みっちゃんは
なんでも美味しそうに食べ
大きな声で笑う

絵に描いたような
明るい人でした

いつも学校から帰ると
家にはみっちゃんの友達がたくさん
来ていました

みっちゃんと、ロスに行ったり
温泉に行ったり
美味しいものを食べたり

何をみても、
おばあちゃんを思い出せます。

モスバーガーが好きでした
和菓子が好きでした
スナックが好きでした

何を食べても美味しい!
といって食べてくれました。

ダジャレが大好きで
一人で言って、自分で笑います。

水戸黄門みたいに笑う
素敵な人でした。

素敵な人は、その大切な息子が亡くなると
そのあとすぐに亡くなりました

悲しくてかなしくて
生きているのが辛かったのかと思います。

若いおばあちゃんでした、、

おばあちゃんが倒れた時

おばあちゃん、
昨日温泉また行こう!って言ってたよね
困るよ!

と言うと
もうろうとしながら

大丈夫だよぉ!

と返事をしてくれました。
そのあと、喉が渇いた水が飲みたいと
なんども言いました。

わたしは心配でした
だって、おばあちゃんが前に言ってたから

死ぬ時ってね、
なぜか水を飲みたいって
言うんだよ

わたしはとても嫌な予感がしました

わたしは
明るく元気なおばあちゃんも亡くしました

でもおばあちゃんは
その後もしょっ中私の夢に出てきます

ピンポーン

が鳴るので
はーい、と言って出ると

そこにはおばあちゃんがいて

え??
おばあちゃん死んだんじゃなかったっけ?

というと、

ニコニコしながら

そうだよー!
こわい?こわいでしょー爆笑

という感じで
楽しい夢です。

おばあちゃんは
まだ近くにいるような気がします。