こんにちは、レイです。ギャリーとの交流についてお話ししますね。

 

4月、私たちは毎日のようにチャットをしていました。オンラインデートって楽しい話ばかり連想しますか? でも彼から聞くシリアの悲惨な話には、心が痛むばかりでした。

 

ある日、私は彼に尋ねました。「なぜシリアを抜け出せないの? イギリス人で、フリージャーナリストなのに?」

 

ギャリーの返事は英語でしたが、日本語に訳すとこうです。「シリアを離れたいと思っている。だが、契約があり、簡単には抜け出せないんだ」

 

「英国政府に助けを求めたら?」と私が提案すると、彼はこう答えました。

 

「シリアを抜け出すのは思うほど簡単ではない。ここでの出来事を記録することが僕の使命だからね」

 

私自身も4月は新入社員の研修アレンジなどで忙しく、ギャリーに愚痴ってしまいました。

 

彼は「君の手伝いができれば」と言ってくれたので、私は少し八つ当たりしてしまいました。「遠くにいてどうやって手伝うの?」と。

 

しかし彼は優しく、「君が想像できないほど、いろいろな方法で助けられるよ」と答えました。

 

彼の家族について尋ねると、彼の父は亡くなり、母はロンドン郊外の老人ホームにいて、彼の仕事を理解してくれているとのこと。すでに3年も帰国していないそうですが、母はいつも彼のために祈っていると言っていました。

 

忙しい4月、私はギャリーへの返事をぶっきらぼうにしてしまうことがありました。でも彼の言葉はいつも穏やかで、それが私を安心させてくれたんです。

 

AIにダマスカスを書いてと言ったらこの絵が出てきました。