『The missing piece』

『The missing piece meets big O』
は『The giving tree』で有名なシルヴァスタインの絵本です。
子供より
心が病んでいる大人のほうがグッとくる作品です。

細い林道に迷い込んでしまって
広い道に未だに出られない私は 今日もこの本を声に出して読みます(笑)
会いたいと思う人が合わないってわかっているのに
心と頭の中が一致しないのです。

私は今もlooking for a missing piece。
ぴったりとはまる相手を探しています。
このお話のように。

難しい英語ではないので、
原文を読むのをオススメします。

あらすじ↓
ボクは自分にぴったりの欠片を探しに旅に出る
ぴったりの欠片を見つけたと思ったのだけれど、
大きかったり、小さかったり、四角かったり……
うまくいっていたハズの欠片に=bye=と言って
ボクにぴったりの欠片を求めてまた転がる。

ボクに置いていかれてしまった欠片は
自分がぴったりの一部になって転がれる相手を探す。
どこかに連れていってくれる相手を探す。
ぴったりなのだけれど転がれなかったり、
欠けてる部分が多かったり、欲張りだったり……
ぴったりだと思っていたのに、成長してしまって合わなくなったり
急に置いていかれたり……
そんな中、ある日他と違う相手に出会う。欠けてないBig O。
欠片は相手の一部になりたいと願う。自分がずっと探していた相手。
=What do you want of me?=と欠片が聞くと、
=Nothing=とBig O。
=What do you want from me?=
=Nothing=とBig O。
=君とだったらうまく転がれると思ったのに……=
と欠片。
自分で転がってみなよ、きっと転がれるハズだよ
とBig Oは欠片に告げて行ってしまう。

欠片は……
自分で転がる。角があってうまく転がれなくても、よっこいしょって
転がる。そしたら少しずつ角がとれてきた。
前よりうまく転がれるようになった。