先日、見に行ってきました❗
蜜のあわれ✨
自分が想像していたよりも動きとか音とか色がきれいで素敵でした。
古き良き昭和の匂いがプンプン😚💕

『恋をするということはとても愉しいことでございます。』
映像からあふれでてくる表現は↑。
途中から見たり、映像だけ見ていたら
❔❔ナニコレ、つまらん恋愛映画だと思う。
でも会話節々に『もののあわれ』がちらついてます。人間になれない金魚、老いて死が目の前に見えるおぢさま。誰かの会いたいと思う気持ちで下界に戻ってきた幽霊。
それぞれの人のわかり会えない孤独と死の恐怖感が会話の中に出てきてます。


映画はほとんど金魚の赤子中心で進んで行きます。
赤子という20歳位の子は実は70歳の作家のおぢさまが飼っている3歳金魚が2ヶ月前(中盤位の時点)に人間の姿になって現れた子。
凄くまっすぐで素直なのだけれど、小悪魔的な性格。言いたいことは言う。
金魚の癖にお金や物を求めたり、あーして、こーして等々日々彼女の要求は増えてくる(笑)
おぢさまの彼女にして❗やら
性的関係を持て❗やら、
しまいにはおぢさまの子供がほしいと言い始めます。

自分勝手に見える姿にも
『あたいの1日はおぢさまの1ヶ月なの。
直ぐに老いて死んじゃうわ』とか
『あたいがいなくなったら、新しい若い金魚を飼うの?』とか
自分が金魚で人間にはなれない。大好きなおぢさまがいなくなった後の生きる意味も探しながら自分を見つめおぢさまと二人だけの世界からあふれて行くようになります。
(いつしか気付かないうちに赤子の言葉が少女から大人に変わってます。)

大好きなおぢさまはと言うと、
「生涯現役主義」の人で、何歳になっても性欲は無くならん!と。
赤子とエロチックな会話を楽しむは、添い寝するわ、
2週間に一度は若い女の所にHしに行くわ、
(゜ロ゜;ノ)ノってな人。
やっぱり彼の中にも陰があって
老いと孤独と死を見つめています。

ここまで書いておいて何ですが、
私、考えがまとまらなくなってきて&
スマホで打つのが面倒になってきました(笑)

素敵な映画なので観てみてくださいませm(__)m

PS
初めのシーンで、おぢさまが赤子を描くシーンに注目!