東京から大分に帰る

飛行機の中​から撮った空。



  神がくれたプレゼント



わたしたちが抱く感情は、

どんなものもすべて対等。


うれしいも

たのしいも


悲しい

苦しいも


淋しいも

悔しいも


妬ましいも

恨めしいも


怖いも

腹立たしいも


どんな感情もすべて対等。




春夏秋冬のそれぞれに

善悪や正誤、優劣がないのとおなじで


晴雨曇雪のそれぞれに

善悪や正誤、優劣がないのとおなじで


東西南北のそれぞれに

善悪や正誤、優劣がないのとおなじで



生まれてくる感情に

いい・悪い とか

正しい・間違い とか

優れている・劣っている とかの

善悪や正誤、優劣はない。



わたしたちが

善悪や正誤や優劣だと思っているのは、

好きとかきらいとかの好み。嗜好。



今ここに、

この現実に生きているわたしは

悲しみや苦しみを手放しで喜べないし、


うれしい たのしい うれしい たのしいの

繰り返しだけがいいと願っているけれど、

なんなら そのためにがんばっているんだけれど、


願ったものが叶わなくて 悲しくても

がんばっても報われなくて 苦しくても

それすら 魂は喜んでいる。



すべての源である魂にとっては、

どんな感情もすべて喜び。

感じることこそが喜びなんだ。


どうやら そうなっているらしい。


そう思えなくても、

信じようが信じまいが、

そうなっているらしい。



だから、受け入れて。

そういうことになってるんだから

今すぐ降参して受け入れて。って

何度も繰り返し教わってきたから

いまではそれがデフォルトになった。



そうやって生きるほうが

楽だってわかったし、

そのままでいいんだってわかったし、

それが自然だということがわかったから。



さきこさんが提唱する

この真理のスゴいところは、

わからなくていい。

理解しなくていい。

腑に落ちてなくてもいい。

納得しなくてもいい。

ただ「へー。そうなんだー。」って

知ってるだけでいいところ。



知ってるから、

感情の渦に飲み込まれても

ふと立ち止まることができる。



立ち止まることができるってわかってるから

安心して感情の渦に沈んでいける。

好みじゃないけど()




でも、そもそも、

わたしたち人間の感情って

一般的にネガティブだと言われている

感情のほうが多いらしい。



人間の基本感情って

4種類とか5種類とか

6種類とか8種類とか(何でもいいけど)で、

そのほとんどが好ましくない

ネガティブだと感じるものだとか。



どうりで、

基本感情の種類を書き出してみても

「うれしい」「たのしい」の後が続かない()


わたしがネガティブだからか?と

思ってたんだけれど 

ちがったみたいでホッとした()



基本感情がそうなんだから、

そこからさらに細かく分類される

46種類だとか 52種類だとかって言われている

わたしたち人間の感情は、

ほとんどがネガティブなものになる。



だから、

わたしたちがネガティブな感情に

はまり込んだり、飲み込まれたりするのは

全然、ダメなことなんかじゃなくて

自然な反応だと思う。


4種類のうち

ポジティブが1種類で、

8種類のうち

ポジティブが2種類って、修行か()



しかも、

ポジティブな感情って

一時的なものが多くて持続しないんだとか。


さらに、

わたしたちがネガティブな感情を

より多く強く感じるのは

人間の生命維持のために備わっている

機能みたいなものだって。



ここまできたら

降参するとかのレベルじゃなくて

ありがたさが湧いてきて、

ネガティブな感情が少し愛おしくなった



好みではないけれど(笑)