7月の息子の誕生日あたりから8月お盆と気持ちが落ち込んでいました。
そんな中、主人の救急搬送、帯状疱疹、MRIと心配事があり、主人のことで胸がいっぱいでした。
最悪の事態を免れ、主人の帯状疱疹もよくなって体調も回復してきて安堵しています。
今日は主人、抗がん剤投与に病院に行っています。
主人のことが一段落したら、息子を亡くした悲しみや辛さがさらに大きくなって胸に広がりました。
もう息子に逢えないと思うと、特に夜は涙が止まらなくなります
昨夜、何気なくスマホのカレンダーで2022年9月を見ると、18日は息子の引っ越しの手伝いに行ったことを思い出しました。
2022年8月に
赤ちゃんが生まれてまだ半年しかたっていないのに、
「家を買おうと思って」
と息子から電話がありました。
「大きな買い物なんだから、すぐに決めずに何ヵ所も見に行って、よ~く考えた方がいいよ」
とアドバイス
その2週間後に
「ここしようと思うんだけど」
と内見にいって撮った動画を送ってきました。
その時住んでいたマンションから2駅先、駅から徒歩10分、保育園や小学校も近くて買い物にも便利、間取りもよし
「いいんじゃない」
と賛成しました。
なのに…
住み始めてわずか1ヶ月ちょっとであの世に旅立ってしまった息子…
赤ちゃんが小さいんだから
家を買うのなんてそんなに急がなくてもいいのに、と思ったけど
自分の最期が近いと感じていたの…?
だからいろんなこと急いでやったの…?
そんなことを思ったら
どうにもこうにも涙が止まらず
嗚咽してしまいそうでトイレに行きました
悲しくて悲しくてとてもやりきれない…
何か聞いたことがあるな
このセリフ…
ふと泣きながらそんなことを思いました。
むか~し聞いたことがある歌
「悲しくてやりきれない」
胸にしみる空のかがやき
今日も遠くながめ
涙をながす
悲しくて悲しくて
とてもやりきれない
このやるせないモヤモヤを
だれかに告げようか
白い雲は流れ流れて
今日も夢はもつれ
わびしくゆれる
悲しくて悲しくて
とてもやりきれない
この限りないむなしさの
救いはないだろうか
深い森のみどりにだかれ
今日も風の唄に
しみじみ嘆く
悲しくて悲しくて
とてもやりきれない
このもえたぎる苦しさは
明日も続くのか
作詞 サトウハチロウ
作曲 加藤和彦
歌 ザ•フォーク•クルセダース
作詞はサトウハチロウさん
もう亡くなってしまったけど
「ちいさい秋みつけた」
とかを作曲した人
検索してみたら
原爆で亡くなった弟さんのなきがらを広島に行ってさがし回り
なきがらどころか遺品さえもみつからなかった時にこの詩を作ったということでした。
何年か前に放映されたドラマ
「この世界の片隅に」
の主題歌(唄 コトリンゴ)にも
使われた曲です。
恋を失くしたグリーフでなく
大切な家族を亡くしたグリーフからの詩
やはり胸にしみてきます…
歌詞にあるように
このもえたぎる苦しさは
明日も明後日も
生きている限り
続くのでしょうね…
今日も読んでくださってありがとうございます
ここで支えてくださっている皆さまが優しいときを紡がれますように…