友達が去年の春に息子のために持ってきてくれたクレマチス、花が終わってから庭に植えておいたらすっかり枯れ果て、冬にはその姿はなくなっていたけれど、ふと見ればまた芽吹いて小さな蕾もついています。


すごいなぁ、植物って❗

根っこや球根が残っていれば、また復活するんですものね。


人はそういうわけにはいかない。

人も、しばらく時がたったら肉体が復活すればいいのに…





春になって畑での農作業も忙しくなりました。


市から借りている5m四方の小さな畑、3年に一度、全ての区画に耕運機をかけてくれます。


今年がその年に当たり、2月に畑に置いてあるコンテナやら支柱やら鍬やらを一度引き上げました。


そして、4月すっかりきれいになった畑



4月1日の夕方、日も暮れかかった頃、引き上げたものを車で運ぼうと畑に行きました。


畑前の細い路地、大回りしすぎて側溝にタイヤを落としました、主人が!


いくら暗かったといえ、いくら道が狭いといえ、あり得ないでしょ…ガーン

       ↑

ここに落ちました😅


何も持たずに出掛けようとしたけど、ムシの知らせか、バッグを持ってきてました。

助かったぁ笑い泣き


きっと息子の計らいだね、ありがとうニコニコ


JAFさん、呼びました!


暮れなずんだ空には黒い雨雲、風も北風に変わりえらく寒くなってきました。


待つこと40分


来てくれたJAFさんは一人だけ、結構若い方でした。


いろいろ確認後、車に乗って、そして、ゆ~っくりback

なんと!


車は側溝からゆっくり上がりました。

思わず拍手👏👏👏

すごい技術です❗


感謝、感謝爆笑爆笑爆笑




そんなこんなもありましたが…

土作りを終え、今週初めに

遅ればせながらジャガイモの種芋を植えました。

メークィーンと北あかり

収穫は6月、楽しみです🥔




畑からの帰り道


踏み切りが鳴りました。

カンカンカン…   


遮断機の前に立って、電車が行きすぎるのを待っていたとき、去年の今頃のことを思い出していました。



あの頃、心の中は絶望、悲しみ、怒り、恐怖が渦巻いていて…


もうこんな人生、やめてしまいたい

この踏み切りをくぐったら…

息子のところに行けるのかなぁ


なんてことをボーっと考えてました。




今は…


早く時がたてば息子に会える日が近づく、とは思うけど、それは自分の人生を全うしてから、と思っています。




子育て中、

仕事との両立で決してたくさんの時間を息子のためにかけてはあげられなかったけど、必死にがんばる後ろ姿を息子は見てくれていたと思っています。


だから息子を失望させるようなことはできません。




時が流れて、少しずつ自分の心が変化してきたことに気づきます。


ジムにも旅行にも行けるようになった

テレビを見ながら笑っていることもある

知り合いと笑顔で話すこともできる


以前の日常がもどってきています…


でも…

息子だけがいない… ショボーン


それが何だかとても不思議な感じがして


「息子はもうこの世にいない」と思うと信じられない気持ちになるんです。




我が子を亡くすというとんでもない試練


それが必然なのだとすれば、その試練から私は何を学んだらいいのでしょう?


命は儚く、自分や家族の時間は有限である


だからこそその儚く短い時の中で、「愛する」ということを学ぶべきなのでしょうか。


心を柔らかくしなやかにして…


息子がこんなにも大切な存在だったこと


亡くなった息子だけでなく、長男のこともこんなに深く愛している、ということ…


そして、そのことを折に触れ表現していきたいな、と思います。


息子たちだけでなく、主人も孫もお嫁さんも、とても大切な存在である、ということを…💕




今日も読んでくださってありがとうございます。



ここで支えてくださっているみな様が、愛をたくさん感じる日々を送られますように✨