昨日あたりから、また暑さが戻り、しんどい残暑ですね。
皆さま、体調はいかがですか?
昨年、「Silent」というドラマが放送されてましたね。大好きで、毎週楽しみにしていました。
高校生の恋、二人でイヤホンを分けあって好きな曲を聞くところなんか、胸がキュンキュンしました。
目黒蓮くんの笑顔が、また素敵で!
でも、息子が亡くなってから、そのドラマを見たくなくなりました。
蓮くんが、耳の病で音を無くし、何も言わず恋人のもとを去った数年後、偶然再会した二人は再び付き合うのですが、
音の無い世界で愛しい人と付き合うことがどんなに苦しいか、を蓮くんは涙ながらに訴えます。
今までなら、一緒に涙して、蓮くんにsympathyを感じていたでしょう。
でも、息子を亡くした私は、
「いいじゃない、あなたには命があるんだから!耳が聞こえないくらいで何よ!」
と心の中で叫んでました。
なんてひどいことばでしょう!最低のことばです。
(私の母も障がいがあり、障害者手帳1級を持っているというのに)
こんなひどいことを思ってしまう自分に自己嫌悪。
それから、このドラマを見られなくなりました。
様々な障がいを乗りこえてがんばっている人たちがいます。車椅子テニスの国枝さんや小田凱人さん、視覚障がいのあるマラソン選手、etc
その人たちの頑張り、すごいと思うし、尊敬します。
でも、でもね、それも命があるからこそ、です。
命があれば、苦しいときがあっても、何とか希望の光を見いだせる。
命を亡くした息子は、もう希望の持ちようが無いのです…
挽回のしようが無いのです…
なぜ、死んでしまったんだろう…
愛しい息子へ
そちらの世界はどうですか?穏やかに、幸せに暮らしてますか?
お読みくださって、ありがとうございます。
皆さまが、健やかな一日を過ごされますように