セリスが前に出る


セリス「セリス・アルクレイオスです武器は居合とパレットボウそれと魔導器です」


ロイド「ほう~魔導器も扱えるのか~こいつもオールラウンダーか」


アレス「魔導器ってなんです?」


レオン「誰でも魔法が使える道具だな、だが扱いが難しくてな使うのは訓練がいるぞ」


ロイド「んじゃ~レオン少し模擬戦やってみてくれ」


レオン「わかった、セリス来い」


セリス「行きます」


セリスは刀に手をかけるが抜く気配がない


アレス「あれ?剣を抜かないのか?」


ロイド「ありゃ~居合だな」


アレス「居合?」


小さな女の子「確か東の国の技で一撃必殺の神速の剣とか」


副隊長が切り込んだ、かなり速い


次の瞬間


何かが光ったと思ったら凄まじい金属音がした


レオン「おいおい…鋼鉄のシールドが凹んだぞ」


セリス「さすが副隊長ですねシールドで防ぐとは」


俺には何が起こったのか見えなかった

一撃必殺の剣というのも納得できる


ロイド「いや~今年の新騎士は逸材ばかりだなw」


レオン「まったくだな、それに根性はありそうな感じだしな」


副隊長は俺たちの目を見て


レオン「普通のガキならこれほど深い目はできないさ」


やっぱりこの人たちはかなりの場数を踏んでるんだなと思った

俺たちの渾身の一撃を軽く受け流し平気そうな顔をしてるのだから


ロイド「んじゃ~残りのメンツの紹介だな、ルナお前からよろしく」


続く