自分のやろうとしていることを、
きちんと目で追って眺めてみよう。
それ以外のことに気を取られ、
本来の道が止まってしまっている。
寄り道や回り道は、人生にとって必要である。
それによって、本来は経験できないものを体験し、
人としての深みを得る。
だがそればかりに気を取られ、
本来の目的を忘れてしまっている者たちが多い。
何のために生まれて来たのか、
ピッタリの答えは見つからないかもしれないが、
あなた自身が楽しいと思って
夢中にしていることを候補に挙げてみよう。
その行為を見るのではなく、
なぜ楽しいと思っているかの意味を感じ取ってみよう。
その意味が、他のものに転換され、
本来の目的が達成できていくだろう。
楽しいと思っている行為ではなく、
意味を捉えるのである。
(撮影場所:長野県 諏訪大社 上社前宮)