警察が三人ほどきて嫌な予感はしたけれど、その時はまだ娘が帰って来る事を信じてました。
その後、色々と聞かれた後また警察が二人ほどきて嫌な予感はさらに増してきました。
靴を調べたらサンダルで出て行ったみたいで、お金の入ってる財布も置いてありました。
たまたま昔に教えてもらったパスワードが一致してスマホ見る事ができ警察と一緒にスマホのLINEを読んだら彼氏に28日ご飯食べに行こうと送った後に、10時になっても連絡なかったらもういないと思ってごめんねと書いてあり、ますます不安は増してきました。
でも、どうしても娘が自死したなんて信じたくありませんでした。
警察が電話でコソコソと何か話しているので、思い切って「誰か自殺した子がいるのですか❓」と聞いたら頷かれ、「若い子ですか❓」と聞いたら頷き、亡くなった子の特徴を聞いたら娘と同一でした。出て行った時の服装は分からなかったけれど聞いた服装は娘が持っている服装でした。
決定的だったのは近所の幼なじみにマニキュアを
塗ってもらい、それが一致した時に「ああ、本当に娘なんだ」と思いました。
亡くなった娘の痛ましい写真を見て本人と確認して
泣き叫び、そこからの記憶はありません。
娘は橋から飛び降りたのですが、幸い下が土だったので全身骨折だったけれど頭部と顔面は大丈夫でした。でも、最期に見た痛ましい娘の顔は一生忘れる事は出来ません。
私は結局、最期まで娘の本当の苦しみに気づいてあげれなかった馬鹿な親なんです。